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ここのね活動報告レポート|2022年6月


みなさま、こんにちは。6月頭、ここのねが位置する大分は梅雨に入り、早々と明けてしまいましたね。土砂降りな日が続き、梅・すももの実が地面に落ちてしまったのが少し悲しいスタッフももちゃんです。

けれど、個人的には雨降る日は好き。雨の音、薄暗い雰囲気、喜ぶ植物、明けたあとの晴空。このセットがたまらなく好きなのだ。

不安定な天気が続く中、トイレ改修工事は一歩ずつ前に進んでいます。

ここのねトイレ工事を行ってくれているのは、佐伯市のイースマイルさん

収穫しきれなかった梅の実が落ちている
生コンクリートを流している様子
コンクリートが固まりました

建物をたてるための基礎づくりが完成しました。これからは建物づくりに突入します!どんな建物になるかが今から楽しみです ♫

【実った梅を収穫して、梅を販売する】

ここのねの敷地内や大家さんの土地にある梅の実を収穫しました。収穫した梅の半分は梅シロップを作り、残りは梅販売に挑戦してみることになりました。

売り場を近くにあるパン屋 カンパーニャさん の敷地内で販売させてもらえるかどうかを交渉し、快く承諾してくださいました。

販売当日までに看板や梅シロップのレシピそしてポップを書いたり、梅の選別やヘタ取りを丁寧に行ったりしました。そんな頑張りもあってか、準備した梅は全て完売!

販売する梅の量でサイズ分けしてみた
カンパーニャさんのお客さんが立ち寄ってくれました

今回、協力してくださったカンパーニャさんは、パンを丁寧に思いを込めて作っている旦那さんと総てのお客さんを笑顔にする神対応の奥さんで運営されています。大野町に来られた際には、ぜひ一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?✨

左がカンパーニャさん 右がお肉屋さん

所在地:〒879-6441 大分県豊後大野市大野町田中145−1
電話番号:070-4409-9678

【毎週水曜日のプロジェクト活動】

今年度のカリキュラムのテーマは「いのち」。そのなかで、毎週水曜日は自然体験プロジェクトを実行しています。

身近な山や川、小さな生き物に触れながら理科・地理・歴史・国語などの教科学習にも緩やかに繋がっています。

空き缶でお米を炊く授業
「風で火が消えたり空き缶が倒れたりして結構大変だった〜」
ピカピカのお米が炊けたよ
豊後大野市清川町にある御嶽山に登りました
宮沢賢治のやまなしを動画で鑑賞
緒方町にあるかわせみ公園の川の水は透き通っていて、とても綺麗!
かわせみ公園までの道を地図で確認しているよ

自然体験プロジェクト「自然と仲良くなろう」を介して、子どもたちが心から夢中になれる体験を計画・準備して、子どもたちの「今」に柔軟に対応できるように心がけています。

毎回の授業の終わりには、振り返りを設けて学んだことや気づいたことを共有する時間があります。子どもたちが自然の中で体験したことの中で疑問をもち、調べて、まとめて、表現して、伝える力が養われていくと思うのです。

子どもたちの情動がさらに開き、熱中できる「〇〇」を見つけられるような時間になったらいいなあと考えています。


【こうちゃん、倫理法人会にて朝のスピーチをする】

朝6時から豊後大野市にて

スタッフこうちゃんは毎週火曜日、倫理法人会という集まりで倫理について学んでいます。県内外のあらゆる経営者が、倫理を大事にした経営を学んで変化したことをスピーチすることでさらに学びを深めていくのです。そして、6月28日の講話者にここのね自由な学校のこうちゃんが登壇することになりました。

そこでは、ここのねのこと、不登校の現状、こうちゃんが学校創りをしようと思った理由をお話しました。

豊後大野や大分県を支える企業を経営されている皆様が、今日の話はとても良かった!知らない事ばかりでとても勉強になった!と感想をいただ区ことができました。

少しずつでも現状を知ってもらえるように、これからもお話をしていこうと思います。倫理でも倫理でなくてもうちでもお話をして!ということであれば飛んでいこうと思いますので、ぜひお声がけくださいね。

【ももちゃん、いち早く産休にはいる】

妊娠9ヶ月突入!

8月中旬に出産を控えている私。そこでふと思った。

「子どもたちは人生の中で妊婦さんと触れ合うのは何回あるのだろうか?」

私は弟と妹がいるので、小さい頃に妊婦だった母と毎日を過ごしていた。しかし、大人になった今、妊婦だった母の姿を全く思い出すことができなかったのだ。だから、妊婦さんの1日がこんなにも大変だとは思いもしなかった。

人間は皆、母から生まれ、いのちをまっとうする。私たちの一番身近な存在がいのちなのではないだろうか。なのにも関わらずいのちの出発点である妊婦さんの実態が分からないなんて少し勿体ない気もする。

そんな想いがあるからこそ、自分のリアルな妊婦生活をここのねの子どもたちに伝えたいと思っている。

数の時間にお腹周りをメジャーで測り小数点の計算やグラフの作成をしてみたり

日々の生活の中で、妊婦さんに関係すること(妊婦検診・つわり・嬉しいこと・大変なこと)を伝えたり

胎児の成長を子どもたちと勉強したりした。

妊婦さんにまつわることを産休ギリギリまで授業でしたいなあと思っていたけれど、お腹のはりが頻繁に起こったことと頸管の長さが短くなったことから早めの産休に入ることに決めた。

とはいえど、自宅からここのねは徒歩3分。子どもたちに会いたくなったり、人手が必要だったりする時はここのねに喜んでいく私。体調に波があるのが普通な妊婦のリアル生活を引き続き伝えていきたいと思う。

夏やすみまで残り1ヶ月弱。子どもたちと「今」を全力で楽しんでいきたいと思います☺︎

では、また来月に〜♫長い文章をここまで読んでくださり誠にありがとうございました!

スタッフ 山下百華(ももちゃん)

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