レーシングラグーンをクリアした話

2024年10月3日 19:56

だいぶ前にレーシングラグーンをクリアしたのですが
感想を書こう書こうと思いつつ数カ月経ってしまいました。
ちょうどもうすぐMFゴーストの2期が始まるということで。

レースゲームやってみたいなってなりまして
でもレースゲームってやっぱり最新のものが至高だろうなと思いまして
そうなるとグランツーリスモ７かなって見ていたんですが
今現在初代ＰＳのゲームにハマっている身としては
何かないかなってことで押し入れから発掘した秘蔵のゲームの中から
これを見つけましてプレイした次第でございます。

レーシングラグーンはバカゲーなのか？
全然そんなことなかったという話です。
まぁバカゲーって言っちゃうのはわかるんですが
バカゲーという一言で終わるにはちょっと違う感じがします。
自分もレーシングラグーンをプレイする前はネットの情報で
なんかふざけた内容のゲームだと思っていました。
しかも頭文字Dや湾岸ミッドナイトを完全にパｋ意識している
そんな感じのゲームです。

確かに開始直後はレーシングラグーンの独特なポエミーな語りや
ちょっと変なキャラのグラフィックやクネクネした動きや
横浜最速伝説ってなんやねんって笑いながらプレイしてました。
肝心のレース部分は挙動が他のレースゲームと比べるとアレなとこもあって
イマイチと言えばイマイチですがすぐ慣れますし普通に走れます。
街中でレースして勝ったら相手の車のパーツをもらえるとかそういう点は
まぁこれはバカゲーという感じでしょうか。

問題なのはストーリーです。
ツッコミどころはあるし強引な展開もありますが
自分的には普通にとても楽しめました。
正直バカゲーで済ますにはもったいないです。
魅力的なキャラも何人も出てきますし
ストーリーはこれはレースモノか？っていう感じです。
すごいレーサーになりましためでたしとかじゃ全然ありません。

最初は冷めてた主人公がだんだん走りの魅力に取りつかれて
みたいな頭文字Ｄみたいな展開で物語が進んでいくのですが
しかし序盤の終わりくらいから物語の方向性が変わって
イベント中はサウンドノベル風の雰囲気も相まって
ちょっとしたホラー展開が繰り広げられていきます。
そして話が進むにつれて怖い系？の話から横浜最速伝説の
真相に向かっていく感じは本当にちゃんとおもしろかったです。
最後の怒涛の展開は引き込まれました。

レースゲームとしてみるとアレなとこは確かにありますが
これはハイスピードドライヴィングRPGですので問題なしです。
車の改造とかかなりの車の種類やパーツの数があったりで
自分の好きなセッティングを探したりめちゃくちゃな見た目にしたり
そういう点も楽しめます。
自分は好きにキャラやロボなどをいじれるゲームが好きみたいです。
ゲームバランスはよくないので自重しないと圧勝したりボロ負けしたり
なかなか難しいですが…。
車によって曲がりやすいとかパーツに隠し要素的なのもあったりとかで
それがわからない初プレイの時なんかは理不尽に感じることもあるかもしれません。
序盤が大変って書かれてることも多いですが
運が良かったのか自分はそうでもなかったですね。
レース部分もテキトーにやらなければひどいってほどひどくもありません。

RPGということで横浜の街などのマップを走り回れます。
街中で起こるザコ戦とかは1回30秒～1分ちょいとかのレースだったりで
サクっと終わりコースも多彩で普通のレースゲームとは違います。
箱根の峠や高速道路やサーキットも走ったりします。
音楽も夜の横浜に合わせたようなしっとりした曲があったり
バトルで盛り上がる曲が流れたりホラーっぽいのもあったりでいいですね。

少し前ですが横浜行きました。まぁほぼ通っただけですが。
MFゴーストでもちょこちょこ横浜が映りますのでダブル聖地巡礼です。
何年か前に横浜はちょこちょこ行ってたのでほんのりはわかってましたが
レーシングラグーンの中は割と横浜が再現されているので
横浜の地理がわかってるといろいろ楽しめる点もいいですね。
ランドマークタワーやマリンタワーなどあり、ちゃんと横浜の街してます。

横浜シリウスホテルことヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルと
COSMIC BIG WHEELことコスモクロック21

MFゴーストでFDの話をしてた大さん橋のとこ(レーシングラグーンに大さん橋はないですが)

レースゲームの要素を求める人やそもそも作風が合わない人など
どうやったって万人にオススメできるゲームというわけじゃないです。
ただ自分は本当に楽しんでプレイしました。
肝心のレース部分も大味といえば大味です。
ですが、車の改造でどうにかできたり改造よりもテクニックでカバーしたり
と自由度が高く楽しみ方はいろいろです。
ストーリーは続きが気になってどんどんプレイしてしまいました。
主人公もとてもいいキャラクターです。
ポエムが変でキャラが変でバカゲーで笑えるっていうのは安易です。
それだけじゃないんですよ！っていうことが言いたかっただけです。
このゲームの魅力はバカゲーというところとは別にあると思います。
お気に入りのゲームです。

サイドブレーキを使わないと曲がれない
みたいなこと書いてあるネットの記事などもありますが
サイドブレーキ使わなくてもドリフトできるしクリアもできます。
ドリフトしたくないっていうならもうそれはどうしようもないですが。
サイドブレーキ使わないのはただの縛りプレイと言えば
まぁそうなんですけども…。
↓はプレイ動画です

レーシングラグーンをクリアした話

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