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明治のオルガンコンサート

我が家のリアルリコメンダー(笑)が 夕刊を指さして
「これおもしろそうなんちゃう?写真 撮ってきたら」と言うので
覗いてみたら なんともツボなお知らせが。

大阪府内で最古の現存する木造校舎の小学校の一般公開
しかも、オルガンコンサートもある!!
とういわけで行ってまいりました。2016年11月6日のことです。

(学校名がわかる写真を撮っていないことに気づく_| ̄|○)

大阪府豊中市にある 旧新田小学校 です。
ガンバの本拠地、たしか日本一大きい観覧車ができたexpocityが近くにあり
岡本太郎作「太陽の塔」がある万博記念公園の西、5キロメートルくらいの
ところにあります。 

下駄箱は撮っているのに(笑)


   ほんとに 真っ黒な「黒板」がでーんと存在感あり  


   石板とろう石 生で見たのは初めてかも。かわいい、ほしいな。


   毛筆書手本。なんか、デザイン本みたいじゃないですか?


   小学校で体の部位ってこんなに細かく習いましたっけ?小鼻とか 

 

先着50名ということでしたので、30分前には席を確保しました。

プログラムの表紙、後から気づきましたがペダルの転写ですね。


燭台付きのオルガンなんて初めてみました。この日の主役です。


コンサートは撮影、録音禁止でした。
演奏者は大森幹子さん。「椰子の実」を作曲した教会オルガニスト
大中寅二氏に師事されたそうです。

リードオルガンの演奏を 歌の伴奏以外で聞いたのは初めて・・・と
思ったのですが

高校生の時、音楽の最後の授業は一人でもチームでもどんな楽器でも
どんな楽曲でもいいので自由に演奏しなさいというものでした。
その時に、とてもピアノ演奏が上手い私の友人がリードオルガンで
「小フーガト短調」を演奏したのを思い出しました。

それはいつも合唱の練習のために伴奏用として使っていたもので
「ぶんちゃ、ぶんちゃ」というイメージしかなかったので、驚きと
感動で、そしてそれは私一人ではなかったようで、みんな聞き入って
いました。先生も大絶賛でした。

大森先生の演奏も素晴らしかったです。
師事された先生の曲、フランスの曲、最近までご活躍された日本人
作曲家の曲とオルガンってこんなにいろんな表情の音が出るんだと
感じることができる選曲で、リードオルガンを絶やしたくないという
思いのこもった演奏でした。
唱歌をみんなで歌ったりもして1時間があっという間に過ぎました。

リードオルガンとともに この木造校舎も末永く愛され続けますように。


長々とお付き合いありがとうございました。

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