Q&A チャネリングで未来の情報を知ることはできますか?
「未来をチャネリングで知ることができますか?」
時々、こうご質問をいただきます。
結論から言いますと
「知ることができます。けれども、当たりはずれで考えるのはNG」
ということになります。
こういうのって、ついつい、当たりはずれで考えてしまいがちなんですけど、未来情報ってそういうものではないんですね。
ここ、けっこう重要です。
なぜかと言いますと、
未来は選ぶもので、そもそも「コレ」と決まっているものではないからです。
なるべくわかりやすい例をあげてみたいと思います。
「明日、私は映画を見に行ける?」
こんな疑問があって、高次存在にチャネリングして聞いてみたとします。
そこで「行けますよ」という情報が来たとしましょう。
でも翌日、雨が降っていて
「なんかめんどくさいな。やめよう」
と思って行くのをやめれば、
未来は変わってしまいます。
この場合、見る人が見ると「チャネリングメッセージがはずれた」となるわけですね。
だって、「行ける」というメッセージが来たけれど、実際は行ってないんですからね。
「あなたは映画に行けますが、面倒になってやめるでしょう」というのが正解。
そう考えてしまいます。
では、前日に
「あなたは映画に行けますが、面倒になってやめるでしょう」
というメッセージが来ていたらどうでしょう?
「そんなことない。絶対に行く!!!」
と固く決意し、
雨が降ろうが何だろうが、ちゃっかりしっかり映画を見に行けば、やはり、この未来情報は「はずれ」ということになります。
「あなたが未来情報を受け取る」
それによって「未来情報を得てしまったあなた」が生まれてしまうのです。
だから「未来情報を得ていないあなた(質問をする前のあなた)」とは、もうその時点で、別の可能性宇宙が生まれているんですよね。
あとはどの未来を選ぶのかという話になるわけです。
そして現実の生活には自分以外の人々のさまざまな思いと選択なども、ダイナミックに関わっていますから、「それ」に関係する人が増えれば増えるほど、可能性宇宙の数は膨大になっていきます。
ということで!
私はチャネリングで未来のことを聞く時には
「こうしたいんだけど、どうしたらいい?」
「こうしたいんだけど、全体の意思としては、どう進みそう?」
という聞き方をします。
「絶対的なこう」はないわけです。
ぜーんぶ、当たり前ですが「可能性」です。
じゃあ、チャネリングなんか意味ないじゃん。
……と思っていた時期があるのですが、自分が想定していたのとは違う「可能性」を受け取ることもままあるのがおもしろいところ。
その結果、新しいアイディアが自分の中に出てくるのが気に入っています。
それでも、やっぱり「当たり、はずれ」で考えてしまうこともあるかもしれません。
私たちはたくさんの可能性を未来に持っていますが、物理的に経験できるのは基本的にその中のひとつだけですからね。
経験した後には「ひとつ」だけになっているわけですから、「たったひとつの未来」が最初からあった、と錯覚してしまうんですよね。
そして無意識に「たったひとつの未来」がある前提で、未来のことを聞いてしまうわけです。
今の先にはたくさんの可能性が。
今の後には経験したひとつが。
当たりはずれはない、というのはこういうことです。
今回はこんなお話でした。
何かの参考になっていれば幸いです。
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