つい、今すぐ答えを出したくなるんだけど。時空を見渡す目を鍛えなきゃね。
焦るな。
あなたにはまだ見えていないものがある。
サリハからそう言われたのは、いつだったかな。
4月末から5月頭にかけてのゴールデンウィークの仕事のスケジュールをどう組み込んだものか、あーでもないこーでもないと悩んでいた時期でした。
伝えたいこと、やりたいことは、たっぷりある。
でも、どれをどの順番で、どう伝えていいか明確なものが見えなくて。
伝えきるためには、そもそものプログラムを更新した方がいいのか、または別のやり方があるのか、ベストを考えても「これだ!」というのがわからない。
それで、サリハに聞いたのでした。
「ね、こうやろうと思うんだけど、どう?」
しかし、無回答。
無回答なのは「無視」ではなく、「回答が無い」というのが答え。
えー、そうなの?!
せめて、せめて、なにか言って。
と粘ったところ、
焦るな。
あなたにはまだ見えていないものがある。
とだけ返ってきたのでした。
それと「大丈夫だよ」と。
そんなんじゃ納得できなくて、色々と質問を変えてなんとかヒントを聞き出そうとしたものの、何を聞いても「自分を信じなさい」「今はまだ見えないものがあるから答えは出せないよ」しか戻ってこなかったんですよね。
えーもうぅぅしんどーい。
なんて思っていたのですが、
月末の今、やりたかったことがちゃんと形になり、集うべきご縁のある方々が集っています。
この、今の時間ポイントから、あの時の「わかんなーい」って言っていた私を見ると、言ってあげられることはやはり、これにつきます。
「あ、大丈夫。
ちゃんとおさまるとこにおさまってるから。
まあ、待ちなって。もうちょっとしたら、色々と見えてくるから。今は焦って動いたり決めたりしなくていいから」
ああ、サリハと同じではないか。
こういう時に思うんですよね。
「今すぐ、答えが欲しい」
「今すぐ、結果が欲しい」
の「今すぐ」がいかに自分を苦しめているか。
「今すぐ」が悪いわけではなくて「タイミングが違う」ということを知らないといけない、という感じかな。
春に咲くものは、春に咲く。
冬にごねてもどうしようもないのだ。
高次空間にある「意図」は、文字どおり図なのだろうな、と思います。
平面だけ見ていては、わからないことが色々あるのですよね。
ということで、時空を見渡す目をもっと磨きたいと思うのであります。