見出し画像

勝手に変更するでない。(神様のぼやき)


 「ずっと現状維持の人」か「突き抜ける人」かの違いは、些細なところにあるんですよね。

 

 ある女性が神様にお願いごとをしたとします。
「素敵な人と出会い、一緒に人生を歩いていけますように」

 1人の人生をやめて2人以上の人生へと突き抜けていこうと思ったわけです。

 すると神様が答えてくれました!
「よし、では、マニキュアをピンクに塗り続けなさい」

「はいっ!!!!」

 と素直に聞き入れる態度も【必須】ですが、それがあったとしても、この後で、ほとんどの方が「願いを実現するコース」から脱落してしまうようなのです。

 というのは、途中で違う色を塗りたくなったり、仕事やら何やらの関係でマニキュアを塗れなくなってマニキュアをやめてしまったり、いろんな気持ちや事情があって、

自分のタイミングで
自分の都合のいいように
【神様からのお告げの中身を変更】してしまうのです。

 週末だけ塗ればいいか
 透明なのを塗ればいいか
 まあ、塗らなくてもいいか

 そして
「おかしいな、まだ彼ができない」
「おかしいな、うまくいってない」
と言うのですが、

 神様からしたら「わーーー、あと少しじゃったのにぃぃ、そこで勝手に変えるでない〜」なんです。


 これ、現実生活でもとても多いです。

 お医者様に指示された通りに薬を飲まず、自分のリズムやタイミングでやめちゃうとか、わかりやすい例かな。
 もちろん、自分の体のことは自分がわかっているというのも、あると思うのですが、それはその道のプロに「今自分の体はこういう状態になったから、薬をやめていいですか?」と聞くべきなのですよね。
 でも家で勝手にやめちゃったり、指示された時間を守らなかったりする。

 
 そう言えば、ある女性ふたりが「仕事で出世したい」とコンサルタントに相談し、まず服装を変えるようアドバイスを受けていました。  
 凄腕のファッションコーディネーターを紹介され、ふたりともトータルコーディネートを受けていました。
 そしてひとりは出世。
 ひとりはその後5年経ってもそのままです。

 見た目も雰囲気もこの5年で大きく違ってしまったふたりですが、最初はよく似たタイプでした。

 ただ違いは「トータルコーディネートをそのまま着続けた」か「トータルコーディネートを自分でアレンジした」かです。

 そのまま着続けたというのは、指輪やピアスなどのアクセサリー、靴下やストッキングを履く履かないといった細かい部分まで100%、コーディネートされたままを再現し続けたということです。

 アレンジした方は、ぱっと見は同じコーディネートですがストッキングをプラスしていたり、アクセサリーを違うものに付け替えたりしていました。

 私は後者をやりがちだったなと思います。
ワンピースと靴が同じであれば同じコーディネートというざっくり感です。あは。

 でも、繊細なコーディネートは指輪からネイルカラーまでトータルでプロデュースされているのですよね。ひとつでも違えば、それは「違うもの」なのです。

 このお二人の差は私にとって学びでした。

 すごくかっこいい!!!!素敵!
 か
 いい!!!
 
の違いは、大きかったのです。


 そこからふと、ある成功者の方に「ホッチキスのとめ方」を指導されたことがあったのを思い出しました。さらには「包装紙」や「封筒」の開け方も。

 指の使い方から紙の扱い方やその後の処理までの細かい指示でしたが、忠実に守ったことで私の日常の全体の所作が変わってしまったのですよね。

 その所作を気に入って下さった方から仕事をいただいたりもしました。昔の私はそんなことが重要視されることすら知りませんでした。

 まさに「見えている人」の言葉は「神の言葉」なのですよね。


  神様に「願いが叶わない」とぼやいてしまう時は、あちらもぼやいていると思います。

「お告げの中身を勝手に変更するでない」


 まあ、変更したくなるのだけど。笑
 それがよいと思ってしまうものだけど。

「勝手に」変更するのではなく、神様に「これでいいか?」とお伺いをたてるようにするだけで、突き抜けていけます。

 その前に、日常の細かいことを注意深く感じ、言葉にしていくことが必要なステージの方もいらっしゃいます。
 勝手に変更している/しようとしている、ということに気づかない方は、現在、このステージ。
 神様にお伺いをたてるべきかどうかを思いもしないわけですからね。


あなたはどちらのステージでしょうか?
私も、とことこと、ステージを一段ずつ上げているところです。^^
たまに滑って転落しても、さっそうと立ち上がり、また優雅に上がりたいものですね。


飯干りえ奈ドットコム

※使用したイラストはmame子さんのものです♪

いいなと思ったら応援しよう!