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ロングコートの下、重ね着対応

重ね着する際はパラメータの設定を維持したままの方が後に調整しやすいので元のロングコートを複製しそれを調節していきます。
衣装タブ、ロングコートの右側の「・・・」をクリックしメニューの中の「複製」をクリックします。

同じ形同じテクスチャのレイヤーだと基本的にパラメータ「全体を膨らませる」を調整するだけで全体をバランスよく調整できるため。

下に全く同じテクスチャ及びパラメータを保持したレイヤーが複製されるのでそちらのパラメータを調整して重ね着を作成します。
今回は袖部分と首元の部分でそれぞれ重ね着を作成します。
分けることにより、干渉し合うパラメータがあった場合の修正が必要なくなるため。

以下のようにそれぞれ作成します。

先に袖用の重ね着を作成します。
パラメータ「全体を膨らませる」:-50.0 (ジャケットのレイヤーがパラメータ「全体を膨らませる」:0.0 だった場合)
あまり小さくし過ぎると貫通がかなり起こるのでほどほどにします。
そのあと重ね着部分を塗りつぶします。

内部は下図のようになります。
これで重ね着用のテクスチャの型紙ができるのでそこからテクスチャを作成します。

次に首元用の重ね着を作成します。
パラメータ「全体を膨らませる」:-6.0 (ジャケットのレイヤーがパラメータ「全体を膨らませる」:0.0 だった場合)
今回はジャケットのテクスチャとできるだけ近くします。

今回、数値を「-6.0」にしている理由としましては「-7.0」から内側のテクスチャ(重ね着用)にもアウトラインが表示されてしまうためできるだけ近くします(下図)。ただ近すぎても貫通が発生するので可能な限り離しました。

首元用のテクスチャは以下のようなパラメータに設定します。
パラメータ「肩を膨らませる2」:-50.0
パラメータ「肩パッドを膨らませる」:-100.0

かなりサイズを小さくした理由につきましては、パラメータ「全体を膨らませる」でサイズをほとんど小さくしていない為、動いた時にわき部分等の貫通が見られた為このようなサイズにしました。
加えて肌までめり込ませた理由については、めり込ませない場合角度によっては内側からジャケットの黒い部分が見受けられた為可能な限り見えなくなるよう今回はこのような処置をとりました。

ただ3Dモデルを上から胸元をのぞき込む形になると黒い部分が少し見えてしまうので多少調整が必要になります(モデルの体格によっては、白い部分を増やす→貫通問題→ジャケットを少し大きくする、等かなり修正が必要になる可能性があります。)

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