オンライン研修のZoom映え(オンライン映え)を手に入れる6つのステップ
オンライン研修が主流になるにつれて、画質の良さや画面映り等に関しても興味が集まっています。
女性誌の特集で「Zoom映え(テレカン※映え)特集」がありました。写りが良いことも気になるポイントになっています。
※テレカン・・・テレカンファレンスの略で、テレビ会議のことです。
やはり、講師である以上、画面に大きく表示されるため、綺麗な画質で映った方が良いと思います。
ここではオンライン映えですが、一応「zoom映え」という表現で説明します。
ーzoom映え 無料版ー
0:画面の高さを調整
①:逆光になる窓側を背景にしない
②:明るい場所へ移動
③:明るさ調整機能を使う
ーzoom映え 有料版ー
④:ライト・照明を買う
⑤:高性能なウェブカメラを使う
ーzoom映え 有料版 玄人編ー
⑥:高性能なカメラ・デジカメと接続する
なお、私はMacBook Pro Retinaを使っており、内蔵のFacetime HDカメラは、
そこそこ性能の良いものです。
zoomの場合、通信の安定性を確保するために、画像を元から荒くしているので、そこまで劇的に上がるというほどでもないですが、⑤や⑥は画質がきめ細かくなっているのがわかります。
さて、みていきますと、一番のポイントは明るさです。
まず、無料でできる対策をみていきましょう。
①逆光は逆境です。結構、やりがちです。気をつけましょう。
それと背景に生活感が出ない様な場所を選びましょう。白壁にするとか。
生活感が出てしまう方は、バーチャル背景にしましょう。
(バーチャル背景にはグリーンバックが必要かもしれません)
②自ら移動し、明るい場所に行きましょう。それでも蛍光灯だけでは暗いですね。
③zoomの場合、明るさ補正機能があります。やり方は、ビデオ設定から、下記の写真をみてください。
赤枠を調整してみてください。
さぁ、ここからは有料になるzoom映えです。
機材を購入しないとできません。
④近くにライトや照明を置くのは効果的
私は、このような『美人ライト(通称)』という、丸いライトを置いて配信しています。なければ、電気スタンドでも良いかもしれません。
私の美人ライトの使い方は間違っています。本来は正面から当てますが、
メガネに光が反射するので上から当てています。
これだけで、だいぶ写り方が良くなります。
⑤高性能なウェブカメラを使う
ウェブカメラを買うことによって、カメラの精度を上げることもできます。
私はMacBook Pro Retinaを使っており、パソコン付属のカメラも良いものですが、ウェブカメラは、ロジクールのstreamcamを使っています。これで十分、映えます。
さて、映えも⑤になってきました、次はいよいよ玄人モードの⑥です。
⑥【玄人編】一眼レフやコンパクトデジカメを接続する
一眼レフやコンパクトデジカメを接続することもできます。
これらのカメラを接続する事は劇的に画像を良くします。
私は、わざわざsonyのVlogcamというカメラを映えのために買いました。
ただ、カメラを接続する手法は、割と難しいです(後述)。
「ビデオキャプチャー」という機器も別途購入する必要があります。ビデオキャプチャーで、スイッチャーとして使えるATEM miniを購入しました。
■ウェブカメラ・機材が手に入らない問題
在宅勤務が増えたため、ウェブカメラ、ビデオキャプチャ、コンデンサーマイクの欠品状態が続いていました。私も、logicoolのウェブカメラやATEM miniという機材を決済してから、1ヶ月以上待ちました。amazonなどでは、転売する人が増えていて価格が上昇しています。最近は、在庫状況が改善してきたようです。
■PCにカメラと接続して、圧倒的な「映え」を手に入れる
講師仲間の長田卓史さんは、おすすめ機材をyoutubeで紹介しています。
自宅スタジオを作れる環境のある方は、ぜひ、参考にしてみてください。
長田さんの自宅スタジオ化は、研修会社の配信スタジオ化にも役に立てられるでしょう。オンライン研修配信スタジオとして揃えるべき機器に近い感じです。マイクについても言及されていて、とてもわかりやすいです。
一方、機材が苦手な人は注意が必要です。
接続機材が増えるため、接続ケーブルも増え、配信中にどこかのコードや機器にトラブルが生じた際に、復旧に時間がかかり、研修そのものに影響する可能性もあります。
これを毎回配線するのは実は大変です。夏場は、撮影用のカメラ(Vlogcam)が熱を持ちすぎて途中で落ちるという事態が発生しました。すぐに切り替えて進めましたが、こういうことが発生します。
自宅スタジオはトラブル対応を含めて、ワンオペ(一人)でやるわけです。
機器の扱いや接続が得意で、バックアップを含めて、構築できる人はとても良いと思います。
ですから、割と玄人向けです。
・テレビやDVDの配線が自分でできない人
・機材と聞くと苦手意識がある人
にはオススメできません。
■色々考えトライした私なりの「映え」の形
一通り、様々な機器を揃えました。以下、機器リスクをなるべく回避し、安定性を一番重視したいと考えた結果です。
・PC 2台(配線:電源ケーブル各1本) 1台はバックアップ
・照明(配線:USB1本)
・ウェブカメラ/ロジクールのstreamcam(配線:USB1本)
・コンデンサーマイク(配線:USB1本)
というシンプルな形で運営をしています。
これは、私の最適解なので、みなさまに当てはまるとは限りませんが、色々とご自身の機材の対応能力に合わせて、調整いただくと良いと思います。
■もう、プロに丸っとお願いしたい場合
「もう、わからない。プロに任せてしまいたい」という方は、私の提携パートナーに、ライブ配信のプロがいます。
機材面はオペレーターの方がすべてサポートしてくれます。配信プロデューサーもいるので、様々な企画やイベントへの対応が可能です。
高品質で、安定したライブ配信をプロに頼みたい方はお声がけください。1,000人規模の配信、厚生労働省のカンファレンス配信、社員総会、株主総会、レッスン、国を超えたイベント配信に実績があり、対応可能です。
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