どうなのよ!zoomに上座と下座ができるのか!?早速、やってみたzoom5.2.2 最新アップデート情報
こんにちは、オンライン研修プロデューサーの志村智彦(しむしむ)です。
さて、昨日(9月4日)にZoomの最新バージョンは「5.2.2」がアップデートされました。
今回の最大の特徴は、なんと、上座表示ができると賛否の声がネット上で沸いています。
今まで、zoomの画面って、
実は人それぞれ見えている場所が違かったのです。
例えば、私が左上に表示されていても、あなたには右下に表示されているという具合でした。意外に、それに気づいている人も少ないのではないでしょうか。
今回のアップデートでは、全員の位置が固定する機能が付きました。
これが、「上座機能」といって、ネット上で話題になっていました。
「おいおい、このウェブ会議の画面でも、上座とか、下座とか言い出すのかよ」
「来年の春から、マナー講師が左上を社長にしましょうとか。言い出すのか。」「もう、そういう忖度いらなくない?」
と割とネガティブな意見が飛び出しそうです。
物は試し、早速、使ってみました。
私個人としては、これはなかなか使い勝手がよさそうな機能だと思います。
3つのパソコンと、それぞれ別のアカウントを用意して、実際に上座・下座などができるのかを試してみました。
こちらの動画をご覧ください。
やり方は簡単
zoomを最新バージョンにアップデートしましょう。
右上のところにこのような表示があるはずです。最新バージョンにアップデートすると、
ホストのビデオの順番に従う
とありますので、これをチェックしてみてください。
画面にカーソルを合わせて、長押しクリックでソートすれば画面を移動できます。
掴んで、移動したいところに移動する。
すると、皆さんの画面が同じ順番になっていきます。
■メリットに着目してみよう
この機能の最大のメリットは、私のように研修用途や勉強の用途に使うときにとてもよいと思います。講師の定位置ができることで、皆さんが発見しやすくなります。
また、複数のパネラーがいるようなコンベンションタイプのセッションでも良いと思います。今まで、複数のスピーカーがいる場合、しゃべっていないときに、スピーカーの顔がどこかにいなくなってしまうということがありました。
これで解消されるのではないかと思います。
■上座・下座はどうなのよ?
これに関しては、「良きに計らえ」としかアドバイスできません。
基本的に、右上か、左上が上座なのかはどうでもよくて、立場の上の人の方が、発言数が多いわけですから、必然的に上の方に表示されると思います。
来週から、
リモート会議における画面の位置について
専務左上 社長 中央真ん中 常務右上
営業部長 左2段 技術部長 真ん中2段 管理部長 右2段
みたいな通達が、いきなり総務からきたら、笑えますね。
というか、笑っているのは今だけ。
きますよ!
組織文化の問題なので、遅かれ早かれ、こういう機能があると、
今ある文化に寄りっていきます。
社長は上にしておいた方が、社内会議とかは絶対便利ですしね。
遅かれ早かれ、多分こうなります。
お客様とお話するなら、お客様側が右・左の上に表示しておいた方が便利です。
ただ、上座・下座議論でぐちぐち言われるのが、
嫌だなーというのが皆さんの思うところでしょうか。
まぁ、そこら辺は「良きに計らえ!」という感じですね。
ということで、研修やセミナー、ワークショップ、会議などで使える機能ですので、皆さんもアップデートしてみてください。
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