見出し画像

CLIP STUDIOで制作したRGBの2CイラストをPhotoshopでCMYKモードの2版にする方法

こんにちは、こたきです。
長いタイトルだ〜!

はじめに

こちら、自分用の備忘録かつCLIP STUDIOとPhotoshopを使って2Cイラストを制作をする人向けのnoteです。細かい用語や初心者の方向けの丁寧な説明は省きがちな、ピンポイントのニーズに向けた有料記事であり、必要としている方に届け〜!という思いで書いています。

2Cイラストってこんな感じ(MとK)

前提として、普段私はCLIP STUDIOでイラスト制作をしています。
CLIP STUDIOは現時点ではCMYKのデータに対応しておらずRGB形式でしかデータを保存できません。そのためイラストが完成したらPSDデータを保存してPhotoshopで開き直してカラーモードをCMYKに変え、色を調整して納品するのですが、印刷を前提とした2Cイラストの場合は色の調整が少し厄介で…。

たとえばM(マゼンタ)版とK(ブラック)版の2色でイラストを制作する時に、CLIP STUDIOではCMYKスライダーでMやKだけの色を作って着色しても、スポイトで色の数値を確認するとCMYKすべて入った色になってしまいます。

k30に設定して着色したのに
スポイトで色をとるとごちゃごちゃに!

これでは印刷するデータとしてよろしくないため、着色が終わってからPhotoshopで調整してKだけ含むレイヤー、Mだけ含むレイヤーに変換するのですが、私は数ヶ月間があくとやり方をまるっと忘れ、大慌てでネットの海を大航海するはめになる(先週もやった)ので、覚えているうちにnoteに残しておこうと思います。2色印刷する前提でCMY情報を含む色をKのみにするのって絶妙に見つけにくい情報じゃないですか???
もちろんご紹介する以外の私の知らないやり方もあるのかな?と思うので、『いつもの自分のやり方』メモということでここはひとつ。とはいえどなたかの役に立つことがあれば幸いです。

【前提:イラストは2Cになるよう描かれており、それぞれがそれぞれのレイヤーに分かれているものとする】

このイラストの
K版のレイヤーだけ表示するとこう
M版のレイヤーだけ表示するとこう

↑のようにレイヤーが分かれている状態でのやり方です。
MとKで作業工程が違うため、それぞれ紹介します。

たいへん恐縮なのですが、ここから先のハウツー部分は有料とさせていただきます。やり方が書いてあるだけで読み物として楽しいものではないため、必要としている方に読んでいただけたらと思います。ハウツー記事としてのクオリティもやや不安なのですが、〆切の近い深夜に必死でネットでやり方を探してる自分ならポチって「助かった〜!」と思えるものかなと。

少なくとも、上記の悩みならピンポイントに解決できます。

①Mのみにするには

ここから先は

983字 / 9画像

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?