○○だろうを裏切らないこと
PCやスマホを長年使っていると、感覚で
「これをクリック(タップ)したら、こういう挙動になるだろう」
という予想ができるようになってくる。例えば、ヘッダーの左上にあるサービスロゴをクリック(タップ)したら、トップページに遷移する、みたいなことだ。
逆にその予想に反する動作をされると、その瞬間からサービスに対して違和感やストレスを覚え始め、最終的には離脱につながってしまう。
自分たちが提供しているサービスを使っている人たちが、普段どういうサービスに触れているのかを想像して、その仕様に合わせにいくことも時には大事なのではないだろうか。
特にソーシャルゲームはこの辺りが顕著に感じる。「はいはい、このパターンのUIね。ここタップしたらこうなるんでしょ。」が高確率で当たるのだ。
普段データ可視化案件でダッシュボードを作っているのだが、思い返すと「見やすいだろう」と勝手に思い込んで提供している節があった。
これからは実際にダッシュボードを利用する人が、日頃他でどういう数字を見ていて、どんな時にそのダッシュボードを利用するのかを理解した上で、どういうUIで組むかを考えてみようと思う。