迷惑のかけ方
こんにちは!本日も松本です!
今回もちょっとよくわからんタイトルですね。
人への迷惑のかけ方という事なのですが、
おそらく一般的なイメージでいうと
迷惑とは
<かけてはいけない>というイメージがある。
今回はそれについていくつかの例と共に書いていきます!
最近は二店舗目OpenにあたりInstagramで
求人の募集をしています。
コンサルティングをしている時もそうなのですが、
「今僕がやめたらお店の迷惑になる‥」
「お世話になった先輩方に申し訳ない‥」
「僕がいなくなったらお客様が‥」
などなどの相談を受ける事が多々あります。
正直この迷惑に関しては
かけていい迷惑だと考えております。
大事なのはかけた後です。
迷惑をかける事を拒む人の大多数は
迷惑をかけた分の
アフターケアが準備できてない。
もしくはする気がない、
だから迷惑をかけれない状況で物事が止まる。
経営者目線で言えば
辞めたいと思っている人が
ずっと会社に居て働かれてる方が僕的には迷惑です。
「けど私がいなくなったら会社やばいですよ?」
っと言う方もいるかもしれない。
しかし、そこに関しては人に影響されすぎる
経営システムにそもそも問題がある。
人材によって良くなる事があっても
悪くなってはいけない。
経営者は悪くならないシステム化を
しなければいけない。それが経営者の仕事だから。
先輩が困るというのもスタッフがいなくなって
自分の人生が大きく傾く生き方をしている
そこお世話してくれた先輩が悪い。
以前のnoteでもいっておりますが、
これだけ聞くとドライに、聞こえますが
そうではなくて、やりたい事を我慢し合う
関係性ならそれは慰め合い、傷の舐め合い。
お互いが自立し、己を磨いてれば
全てが高め合いになります。
なので、あなたがいなくなって経営が
大きく傾くならそれは迷惑以前の問題という事です。
人生は一回なので、楽しんでもらいたい。
楽しむ為に人に迷惑をかける。
それはいいんじゃないですかね。
大事なのはアフターケアで
迷惑をかけた分何が出来るかです。
迷惑をかけないように生きている人は
アフターケアの準備が出来てない。
迷惑をかける前提で生きている人は
アフターケアの準備が出来ているのだ。
僕は以前勤めて居たsalonに入社した当日から
独立するまで、終始「独立する」と言っていた。
↑これが迷惑をかける前提だ。
この時点で僕が辞めても会社への恩を返せる
準備をしていました。まずは売り上げだ。
僕は1年と2ヶ月アシスタントをした。
なので、生産性がない状態で280万円くらい
会社にお給料としてもらっていた。
(約20万円×14ヶ月=280万円)
ではスタイリストとしてそれの倍以上の
利益を出せたらその迷惑は回収できると考える。
実際計算したら差引1900万円以上の利益を残した。
かつ、僕が居なくなると言う事は
毎月200万くらいの利益を失う事になる。
なら今後売上を上げれるような優秀な
美容師が集まるのに協力すればいい。
おそらく勤めた3年間で僕をきっかけに
会社に入った人は20人近くいるはず。
その人が辞めたかどうかは僕の問題では無い。
辞めた人が居たならそれは人を育てる準備が
出来てなかった事に問題があるし、
辞めた子が悪いとも僕は思いません。
何にせよ、僕がいなくなる迷惑に対しての
対応と準備と恩返しはそこでしっかりしている。
この様に最初から迷惑をかける事が
わかっていれば対応できる事はたくさんある。
もちろん
それで無かったことになるわけではないですが、
なので、
迷惑をかけると言う事は責任も問われます。
覚悟もなし、準備もない、
アフターケアもない迷惑が本当の迷惑という事です。
借金とかもそうです。
借金はダメ!そんな事はないです。
借金に関しても僕は肯定派です。
「借金をして返さない奴がいる!」
それに関しては借金をして返さない見込みの
やつに貸す事をした、貸す側が悪いです。
迷惑をかける事で人生と言うものは
スピーディーになります。
例えば家事で皿洗いをしたら
1回500円の小遣いがもらえるとする。(方法1)
ほとんどの人がそれを永久に繰り返す。
しかしもう2つ方法がある。
20000円までは自分で皿洗いをし、
20000円貯まったら洗浄機を、買う。
そうすればそれ以降は自分が洗わなくても
自動化できる、毎回ただで500円が貰える。(方法2)
そしてもう一つは
初めに借金として2万円をもらう。
洗浄機を、先に買い最初から自分が
洗わない方法を選ぶ。(方法3)
2つ目と3つ目に違うのはスピードだ。
借金という迷惑をかけた事により
20000円÷500=20回分の皿洗いの作業がなくなり、
労働時間を削る事ができる。
迷惑をかける事を拒む人は時間を
20回分損をする。"2つ目の方法"
何も考えず生きている人は、
一生皿洗いをする。"1つ目の方法"
3つ目の方法を選ぶ場合は借金(迷惑)分の
アフターケアが必要となる。
利益は減るがアフターケアをするなら
一回の皿洗いを500円ではなく
450円にしてあげれば、
親に20000円借りる迷惑はかけたが
その後一生分の皿洗いが50円安くなった。
迷惑とはかけないようにするものでは無く、
かけた分何が出来るのかが大事なのです。
かけれる迷惑とかけてはいけない迷惑を
理解する事も大切です。
迷惑をかけるときは迷惑を、かける準備も必要。
皆さんは迷惑をかけてはいけないと考えてる。
しかし、そのほとんどの事が
あなた自身の問題では無い事が多々ある。
なんならそれを言い訳にしている様にも感じる。
僕は人間の人生は迷惑をかけないと
生きてはいけない仕組みになってるんです。
だから迷惑をかけるかけないに時間を
かけるなんて、人生がもったいない。
もっと楽しみましょ。いい人生を。
松本光樹