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【つながる過去の記憶。ある定食屋さんの食事から #restartストーリー 18】
「あと何杯かごはんをおかわりしよう(心の声)」
9年ほど前の記憶から。
今日、久々にチェーンの定食屋さんへ行きました。
最近は行く回数が減ったものの、一時期は「ごはんがおかわりできる」ということでお腹いっぱい食べたい時によく行っていました。
ただ、その「お腹いっぱい」というのはその1食で終わらせるという意味でした。
お商売をしていたものの、売上だけでなくお店のことも含めて様々なことが山積していました。
収入もなくなっていき、マンションの家賃もままならなくなって行きました。
「家賃が払えない」
「でも、出るにしてもどこへ行く・・・」
精神的に追い込まれていく中で、どんどん心を閉ざして行きました。
電話がかかってきても出ない。
約束をしても口約束で果たさないまま。
そして、そんな自分に自己嫌悪。
ループに入って、何がどうしていいのかわからず、ただただ、時間だけが過ぎて行きました。
お金がない。
もっと言えば恥ずかしい。
恥ずかしいから「ご飯もたべられないんです」とも言えない。
弱音を吐けない弱さがより自身を追い込んで行きます。
そして、単発で仕事をするとか他の仕事に変えるという選択も浮かばなくなりました。
きっと冷静に今をとらえられると
「何ができるのか」
「何が必要なのか」
もっと言うと「誰か助けて」と言えたかもしれません。
ただ、傍目には取り繕っていたこともあり、「うまく行っている素振り」を見せ続けました。
糸が絡まりすぎて、もうすべてを無くしたいぐらいの衝動にもなります。
今、振り返ると話せる人は何人か浮かびます。
「やり直す」とか「もう一度」と腹を決めれたなら、
「助けてもらえませんか」
と言えたかもしれません。
ただ、すべてがバレて、すべてを否定することになりそうで、それを認めることができませんでした。
追い込まれて行く中で、お金がない。
1食ぐらいしか食べられない。
たまにおかしで気を紛らわそうと思っていたこともあったものの、「ご飯が食べたい」と思って、小銭を握りしめて行ったのがチェーンの定食屋の朝食。
納豆を半分だけ入れて1膳ご飯を食べる。
そして、納豆にたまごを少し含ませて1膳ご飯を食べる。
お豆腐で1膳ご飯を食べる。
最後にたまごかけご飯で1膳ご飯を食べる。
お腹をいっぱいにすることが目的。
「何もかも忘れたい」
「ないことにしたい」
「もう、終わりたい・・・」
そんな朝食を何度も食べたことを今日ふと思い出しました。
どうしたら、人に話せていたのかな?
「人を信じ切れなかった」
「それ以上に自分を出すのが怖かった」
「うまく行っているように見せたかった」
「ドーピングをしてでもこの状況を変えたかった」
冷静ではなかった記憶が色々と出てきました。
実は今日、食べたお店と過去に行っていたお店は同じ道路沿いいに1.1㎞のところにあり。
それもあって記憶が蘇りやすかったのかもしれません。
はっきりと言えるのは負債があっても、仕事がなくなっても、時間はかかるかもしれないものの何かしらの可能性はあって、今につなげられているということ。
正直、その過程は苦しいことの連続だったものの、「光の射す方へ」進むと決めたなら、きっと違いを作る方法はあると思います。
食事の違い。
その定食屋の思い出から。
今日は軽めでおかわりを終えました。
#restartストーリー がありました。
《Re start コンシェルジュ 横山範葛(よこやまのりかず)について》
2019年から個人セッションをしています。
人が
「今を動かして行きたい」
「ここから違いを作っていきたい」
「本気でもう一度生きていきたい」
と思いをしっかりとお聞きして、そこから3ヶ月・半年・1年と先を見据えながら、着実なステップを刻んでいくように定期的なセッションを通じて、本気で生きる人のサポートをしています。
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