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東京に来て味わった地獄と希望

こんばんは、ファインです。

今日は自己紹介的なnoteを書こうと思います。


実は私、地元は栃木なのですが、東京に来ておよそ1年半の間にお金がなくなり死にそうな経験をしています。


冬の寒い夜、電気が止められていて暖房もつけられない。財布を見たらお金があと540円しかない。

寒い!寒くてどうにかなりそう。

夜中になると毛布にくるまっていても本当に寒いので、ブルブル震えてろくに寝れない状態。

そんな中、何が一番不便かというと、スマホが充電が切れて使えないことでした。

そんな状態に陥ってました。


「540円なんてあと1日で無くなっちゃうよ」

もう最悪の状態。

寒いし外出たくない。もう私ダメかも。


そもそもどうしてこうなった?


その原因は私の友達にありました。

私の親友は栃木出身の昔からの同級生。


就職をきっかけに半年ほど先に東京に来て住んでいたんです。

そんなある日友達が私に言ってきたんです。

月末までにお金5万円足りないから貸して!お願い!

友達の頼みを断れない私はお金を普通に貸してました。

私の親はシングルマザーなので仕送りなんてありません。


そのうちに金額がどんどん上がっていくんです。

ねぇ、今度は10万円ほど足りないから貸して!


そんな感じで金額が増えていって最終的には「両親が病気になったから80万円が月末までに必要」

とまで言ってきました。

ちなみに友達がやっていた仕事はアパレル店員。そんなに頻繁にお金がなくなるワケありません。

「ねぇ、そのお金何に使うの?」

問いただすと、最初は親の病気のためなんて嘘を言ってたんですが、

最終的には真実を話してくれました。


友達はほぼ毎日夜に歌舞伎町に通っていたんです。

指名のホストに恋をしたようで、ずぶずぶになってました。

お昼の仕事で稼いだお金を全部ホストに捧げていたんです。


将来彼が夜の仕事辞めて結婚してくれるって。

完全に騙されてました。結局友達が失ったお金は500万円にもなります。

私は大学生。もちろん友達のように歌舞伎町なんて通っていません。

やっている仕事もアルバイトレベル。


しかもその時は教科書などの出費が重なり、簡単にお金が無くなってしまいました。

そこからです。電気などの料金を払うのが遅れるようになったのは。

寒い冬に電気を止められた時は本当につらかったです。

「やばい。お金ない!お母さんになんて説明しよう。」

突然の助け舟

その次の日にたまたま街を歩いていて、声をかけられたのが単発の雑誌のモデルのスカウト。

街で声かけられてとにかくお金が貰えるならとそのまま事務所に行って撮影しました。

貰えたお金は数万円。それを日払いに頼んでしてもらってお金を貰うことに成功。これが何度か続いたので普通に生活できるようになったんです。

その頃からです。

ホストやキャバ嬢、パパ活なんかの恋愛感情を巧みに操ってお金を搾り取る仕事が心底嫌いになったのは。

こういう人を巧みに騙してお金を絞り取ることが人の人生を台無しにしてしまう。

だから、できるだけ友達のように騙されてしまう人を減らしたい。

私が時々新宿の闇の事情をツイートするのはそういう気持ちがあります。


そして、私がプロモデルを目指したいなと思ったのは。事務所には他のモデルさんもいたんですが、彼女達は目がキラキラ輝いていてまるでドラマの主役のよう。

自身に満ち溢れている姿がかっこよすぎるんです。

写真に写る姿も本当にかっこいい。

この仕事を私も将来やっていきたいなと思うきっかけになりました。

今は都内でOLとして事務職をしつつ、モデルになるための仕事を単発で受けたりしています。

まあ色々あったわけですが、基本的にはみんなで楽しく生きられればなと思っているのが私です。

またたまに宅飲みツイートするのでその時はお願いしましゅ。


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