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地域の底力は炸裂しているスポット花菖蒲園

どうも、ダイエットを継続しているものの飲み会とかでグダグダになりつつあるイワハシです。体重の減少もビタ止まり。

■一時は開催が危ぶまれた花菖蒲園が今年も開催!

東温市の白猪の滝にある花菖蒲園というスポットがあるのですが、今年も開催されます。実は今まで主催をされていた白猪屋さんというこんにゃくとかを売ってるお店の女将さんが体調を崩されて、一時は開催が危ぶまれていました。(女将さんは今は元気ハツラツ)

↑白猪屋さんについてはこっちで書いてます。冬のおでんがグンバツに美味いことで有名。

■立ち上がったのは地元の方々

白猪屋さんが個人でされていましたが、花菖蒲園は昔から何十年も続けられていた地元の名物です。遠方からも訪れる方がおられるほどで、地元の人たちも花菖蒲園の季節になったらお客さんから道を聞かれる〜なんて話されてました。

それが今年は開催が厳しい!っと聞いて花菖蒲園がなくなるのは地域にとってもったいない!っということで今年からは地元で運営することになりました。(僕もちょこっとお手伝いさせてもらってます)

■地元の底力

前々から地元の方は何でも作るしすごいなぁとは思っていたのですが、今回のことで凄さを改めて感じました。自分たちでやるとなったからには、これまで通りじゃだめだってことで老朽化していた小屋を建て替えることになりました。

・ビフォー

何十年も使われた休憩用の小屋

東温市の市民提案という補助金を申請して、新たに建てた小屋がこれです。

・アフター

ブラウンをベースにいい感じに塗ってくれました

こんな立派な小屋なのでさぞかし時間がかかったのかと思いきや、3日くらいで完成させてました。早さとクオリティを両立させた職人の技ですね。僕が補助金のオッケーが出ましたよ〜って連絡して手伝いにいこうした時には既に完成してましたね。

そして今はもっと進化してます。

ひさしが付いて中に屋台があります

最初から見比べると断然にオシャレになってるし、機能性もアップしてますね。ひさし付く前は西陽がすごくて屋根あってもめっちゃ暑いな〜なんて言ってたら改善してくれてました。

花菖蒲園の開催期間中はちょっとした飲み物やかき氷などの販売をしています。(当番の人が何をするかによって違ってきますのでご了承ください)僕が当番の時はコーヒーとアイスコーヒーを売ってます。

花菖蒲園は草刈りや草抜きがすごく大変。作業で汚れた手を洗いたいな〜って話をしていて次に来た時にはこんな手洗い場が。。

瀧伏流水(たきふくりゅうすい)と地元のおじちゃんが名付けました

この手洗い場もすごく短時間で作り上げてしまいましたね。この時間でこのクオリティのものって出来るの?って毎回ビビります。

これで手が洗えるなぁ〜これ飲む人が出てきやせんか?なんて話してましたね。僕が「いやさすがに飲まんでしょ〜」なんて言ってたら、「ワシらの子どもの頃は泥をかき分けて飲んでたで。嘘やないで。あれは美味かったのー」とか話していたのですが、地元の方々はまだクオリティに納得がいってないようでした。次に来た時にはこんな風に変わってました。

急激なインスタ映え狙いのフォトスポットに変貌??いや、めちゃくちゃオシャレになってるじゃないですか。おじちゃんしか施工に関わってないのに、誰がこのセンスを持ち合わせてたの?って驚きましたね。

何がすごいってこの向上心ですよね。永遠に完成しない夢の国を作ってる方々なんですか?っと聞きたくなる。これまた凄いのが、おじちゃん達の狙い通り見かけた人のほとんどが写真を撮ってました。マーケティングセンスもあるのか、生まれる時代が違えばチームラボ的なことをしてたんじゃないかこの方々。

■見頃はいつ?

この写真の時はまだ3分咲ぐらいと言われました

例年、6月15日ぐらいから20日は菖蒲の見頃です。そこから6月下旬に入りますと紫陽花がどんどん咲いていきますので、また違った美しさになってきます。

草刈りや草引きなどが大変ですので、維持管理費として200円の入場料を集めています。ご協力いただければ幸いです。(小学生以下は無料)僕が当番をしている6月16日と29日はコーヒーを淹れてますので、菖蒲や紫陽花を眺めながら和んで行ってください〜

晴れた日の花も綺麗ですが、曇っていたり雨だったりした方が雰囲気が出て綺麗だったりしますよ。

アクセス

白猪の滝の駐車場から3分ほど滝の方面に歩いて行けば到着します。案内看板が出てますので、その通りに進んでいってください。開園時間は9時〜17時です。

地元の方々が残していきたい!という熱い思いが込められた場所です。ぜひお越しください〜来てくれた方はガンガンSNSにアップしてもらえると助かります。

<おわり>

サポートして頂ければ、そのお金でいっぱいご飯を食べます。(本当は将来のゲストハウス経営の為の軍資金にします。)