ワールドカップを初めて集まって観戦して走り回る【日記】
どうも、ワールドカップを南アフリカ大会以来見てなかったイワハシです。今回のカタール大会は二試合とも見ました。調べて見ると12年振りに真剣に見たサッカー。にわかファンすら名乗れない。
そのくらい見てこなかった人種なんですが、馴染みの店でサッカーの中継をするということで誘われて、知り合いと一緒に見れるなら盛り上がりそうだしええか〜っということで行ってきました。
■ドイツ戦
これは説明するまでもない程に日本中が歓喜した一日。次に日は祝日じゃないのか〜ってなくらい浮かれてる人や機嫌が良い人が多かったそう。
これは店内で見ていた時も大盛り上がりで、日本コールが鳴り止みませんでした。ちょっと変なのがスクリーンはAbemaでの中継を映しているのですが、テレビでも流してたのですね。
するとここに30秒くらいのタイムラグが発生するんですよ。テレビの向かいにスクリーンがあるので、こっちで見てる人は点が入っても喜びを押し殺すしかない。
ゴーール!ってなると、うっっつ。。って我慢しないといけない。1点目が入ったときは反射的に出る声を押し殺せず、うわぁぁぁ!いや黙ってないとあかん!ってなつつも近くの人とハイタッチして、みんなが知ったタイミングでもう一回喜ぶという不健全な楽しみ方をしてました。
ちゃんとスクリーンで見ろよ!って話ですが2点目が入った瞬間もテレビで見ていて、ここは耐え切って試合終了まではスクリーンで見る。我慢できない現代人ですね。
ともかく試合後はにわかサッカーファンですらない僕でも熱くなってしまいずっと気持ちが高揚してました。次の日は何回もネットニュース見たり動画見て、すげーーーってなってました。
こんなに色んな人が同じ気持ちになって感動するものなのか〜っと思ったので次も絶対みるぞ〜って感じで観戦に行きました。
■コスタリカ戦
結果は皆さんも知っての通りですが、当時の我々はまだ知らない。今回はちゃんとみんなと同じタイミングで喜べるAbemaで見てたのですが、喜ぶ瞬間は訪れませんでしたね〜残念。次は朝の4時から試合ということで決勝トーナメントに進まない限り人と見るってことはなさそうです。
試合が終わるともうみんな落ち込んでました。肩を落とすというか、はぁぁっという溜息しか出てない。
そこで店主の粋な計らいで元気が出る曲を流してくれた。負けないこと投げ出さないこと逃げ出さないこと信じ抜くこと〜っってフレーズで有名な「それが大事」いや、もう負けてるのよ!最初のところ達成できてない〜っとか言いながら飲んでたんですね。
YouTubeミュージックのプレイリストで再生してたのですが、これが良くできてる。だいたいの人が知ってる曲ちょうどいい曲をバンバンかけてくるんですよ。オレンジレンジ、スピッツ、ミスチル、米米倶楽部、サザンの代表曲をかけてくる。
そうなってくるとお客さんは、飲んで歌って機嫌よくなってくるんですね〜来てた人たちが陽気だったのもあると思うんですが、踊り出す人も出てきたわけですよ。カラオケでありディスコでありみたいな空間になってきたんですね。
もう、そうなってくると普段は踊るキャラじゃない僕も踊らない方が逆に恥ずかしいターンに入ってくるし、歌わない方が変な感じじゃないですか。歌はよく歌う方ですが、踊りは慣れてない。ぎこちないワンパターンな動きをしてた。
そんなこんなで負けたけど盛り上がる感じになってきたのですが、誰から始まったのか一周15メートルくらいの店内を走り回るのがノリになってきたんですね。なぜ走り出すのかはわからないです。
ゆずの夏色が流れたらチャリに乗る動きで走る。ミスチルのシーソーゲームが流れたらシーソーの動きで走る。
何人かが走り回る。
もう、そうなったら走らないとダメじゃないですか。僕もそりゃ〜走りますよ。3年ぶりくらいに走り回りましたよ。
米米倶楽部の浪漫飛行が流れたときは鳥のように羽ばたきながら走る。動きのパターンがないから後半はほぼ走ってるだけでした。
それを見てた知り合いの人たちは、普段は動かない奴が走ってる〜って感じで大笑いされてました。笑いととってやったぜーって手応えはなくて、滑稽さを笑われてる感じですが、ここまでやってしまったら引くに引けない。
誰かが走り出したら僕が二番手に出てきて走り出す。僕が笑われる。一番手で走り出した人が損をする。そのループに入った結果、今の僕がふくらはぎが筋肉痛です。
サッカー観戦してたはずなのに、後半は汗をかく程に走って運動量はサッカーでした。こんなに運動量のあるワールドカップを見るのはこれで最後でしょうね。
<おわり>