筋肉は裏切らないかもしれないがその過程で心は死ぬ
タイトルまんまです。筋肉は神かもしれない。だけど私はその宗教とは合わなかった。
はじめに言うとこれは決して成功談ではないということ。筋トレでストレスが溜まる人へ向けた記事であること。検索しても成功例しか出ないことへの怒り。なんなん、ほんと。
きっかけ諸々は飛ばしますがちょっと説明すると巷の噂で『筋トレをすることで精神も強くなる』など聞いて、人生でいつも日陰に生きていた私はまあ人生に一度くらい輝いても…と安易な考えを元に筋トレを開始。ダイエットが本来の目的。
〇1ヶ月→初心者ながらも腹筋的なものや某動画サイトにあった脚やせ等を寝る前にやる。効果は「寝つきが良くなった」体力を使いいつのまにか意識が飛ぶ。安眠最高!モチベーションは高い。開始二週目辺りから筋トレを増やす。
〇2ヶ月→1ヶ月目終わりあたりからそんなに変わらないのでは?と疑問を抱いてしまった。この時から精神が崩れる。先の見えないトンネルに入り光を目指す。出口はあるのだろうか。進んでいる方向は正しいのだろうか。見えないことへの不安、一人でやることの迷いが夜中に涙となって頬を伝う。結局私はダメ人間なんだ。絶望。ビフォーアフターは嘘松(失礼)後に2ヶ月程度では体が軽くなる程度だということを知る。知恵袋で見た「これまで積み重ねてきた脂肪が数ヶ月で無くなるわけない」の言葉にさらに鬱は加速。言いたいことは色々あるけど何とか自分を納得させて継続。この頃からスクワットも入れる。結局何が変わったか分からない。代謝が良くなるとかも分からない。デブはいつでも汗かいてるじゃんね。筋トレへのストレスで他の悩みや不安が消し飛ぶ。私はまだ筋トレを許せない。クソッタレ。
〇余談
そもそも論。私の筋トレ自体が甘い可能性。デブは自分に甘い自己管理のできない人種なので甘えは性質であって仕方の無いことなのである。なんかあの大きなダンベル持ち上げるやつとか、北斗の拳であった重いアレを支えるやつとか、走ったり泳いだりもっと自分を追い込むことが筋トレだと仮定すると全然足りない。でも成功者のインスタグラムとかビフォーアフターとか個人サイトを覗くとそういったメニューが書いてないので見栄を張って書いていないのか本当にそれだけで痩せたのかネットの海の情報は真偽判定が危ういので今の段階では結論を出せない。とりあえず私は変わらなかったです🙌
〇自分のことについて
身長はリザードンとほぼ同じ。体重はフライゴンとほぼ同じのメス。人気で好きなポケモンと同じくらいの身長体重だけど個体値がクソなのでたまごどころか相手がいない。性格はおとなしい(根暗で偏屈、卑屈)筋トレをしてスッキリして一度くらい女としての幸せを実感してみたいといったくだらない目標で筋トレを始める。なんか女である意味が見いだせない。一度成人式でプロの方に化粧を施してもらったけど白い何かを塗りたくられたのっぺりとした小梅太夫がそこにはいた。メイクで変われるとか可愛くなるのも一つの才能。私には女の武器が持てないらしい…。大丈夫か?生きていれば良いことあるよ。異性と話せないわけではないんだしさ。おひとり様でどこにでも行けるんだしさ。海外は一人で行ったことないけど。20代後半。新卒でも社会から否定された社会不適合者。やることいっぱい😆
〇3ヶ月→う〜〜〜ん。変わったのかな?体のラインは変わらない。お腹が少しへこんだ?苦しかった服が苦しくなくなった。写真とか撮っておけば良かった?でも私のスマホにそんなに汚い写真をいつまでも残しておきたくない。フォルダはいつも綺麗なものや好きなもので埋めていたい。3ヶ月終了まであと2週間ほどありますがこのままでは何の成果も得られないままなら二つ名が調査兵団になってしまう。最低ラインがここらしいけれど伸びしろがあることにして次は血の涙を流しながら半年を目指していきます。
感想:「やる前からあきらめるなんて…」言葉は着実に成果を出せた人だから言えることであってどうせできないとあきらめていた私の場合はやる気を出してやってみてもやはりダメだった時の精神疲労はとんでもなかったです。こんなことなら初めからやらなければよかった。人は成功体験を重ねることで自信がつくらしいのですがいつになったら自信がつくことやら。
最後に
完全な言い訳です。自分に都合の良い解釈で失敗をなかったことにしたい気持ちが言い訳になりました。ですます、だである調が定まってないですがこうして書くことで少しスッキリしました。本末転倒ですね。ただ頑張ろうとは思えない。でも半年は続けよう。そして筋トレは許さない。筋肉は助けてはくれない。自分しか信じられる者はいない。