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フィクションもあり、ノンフィクションでもある、こじきのつぶやき
父親みたいに女が居ないと生きていけない様な人になんかになりたくなかった。
承認欲求を満たしてもらって、あぁ求められている、まだ、生きていてもいいんだっていう
意味を与えてくれる一夜の一瞬だけの行為しか出来ないのは、よわさでしかない、二人分の愛情を受けていたら、何か変わっていた?
薬もそう、忘れられないあの初めて飲んだ時の幸福感や何も考えずにまたニヘラっと他人から受ける言葉のバッシングに耐えられる魔法をかけられたようなふわふわした感覚が、ずっと。
大量に飲むと込み上げてくるやる気に活力にコミュニケーション能力、頭のスイッチがカチっと点けられていく、すごいすごいすごい、
自分なのに自分じゃない誰かが話してくれている、勝手にその場を切り抜けてくれたり、盛り上げてくれている
健常者なんだと私にも他人にもおもわせてくれる"あれ"は魔法でもなんでもない、ただの起爆剤で元気の前借りなのだと本質を突かれた時には頭が困惑した。
一体どれが本当の私なのだろうかと。