着心地のよい服 ー 原型をつくる ー
服にはサイズがあります。
一般的には、S・M・L や 7号・9号・11号など。
自分の体が入る服を選んで着ています。
服を試着して
入るかな?
見た感じと着た感じで、イメージは同じかな?
自分は嬉しいと感じるかな?
などと服を選んでいます。
既製品の他に、採寸し自分の体にぴったりの服をつくることもできます。
バストやヒップ、着丈、袖丈など
服づくりに必要な寸法をメジャーで採寸して服を仕立てる。
バストを基準にして服を仕立てていきます。
【原型をつくる】
服を仕立てるにはまず、服を仕立てるためのものさしを作ります。
バストは同じでも、人はそれぞれ体のラインが異なります。
人それぞれの体のラインに合わせて
その人のためのものさし(原型)をつくることで
その人にぴったりの服を仕立てていくことができます。
メジャーを使って、バスト、ウエスト、ヒップ、肩幅、袖丈など
服づくりに必要な寸法を測ります。
ものさし(原型)は、バストを基準に作成します。
測った数字を元に、計算を重ねて、原型を作ります。
紙に作図をしていくイメージです。
ここでの作図はあくまでも基準となるものです。
この作図から型紙をつくり、シーチング(コットン)を使用して、
試着できる原型をつくります。
次に、この原型を試着して、補正をしていきます。
バストライン、ウエストラインは床に対して並行か?
首まわりは苦しくないか?
肩はあっている?
シワがよっていないか?
つっていないか?
などを見ていきます。
補正は少し時間をかけて丁寧にしていきます。
補正を終えて、原型が完成したら
それをもとにして、服の型紙を作成していきます。