#1【在韓14年の日本人直伝】韓国語テキストの選び方&活用方法
"どんなテキストを買うべきか悩む..."
"自分に合ったテキストがわからない..."
"気になる本を全部買い揃えようにも、予算には限りがあるし…"
このように学習者にとって「教材に関する悩み」は尽きないと思います。
今回はそんな皆さんのために、私の学習経験と講師経験を通した【テキストの選び方&活用方法】に関するお話をシェアさせていただきます。
:01.テキスト購入にあたって
まず私のお話からさせていただくと、性格上”机に向かう勉強らしい勉強”はあまり得意ではなかったので「教材は最小限にしたい」という気持ちが強くありました。
ちなみに私が今まで買ったテキストは、覚えてる限りで下記の通りです。
それ以外は、のちに語学堂を卒業した元クラスメイトに、教科書をお下がりでもらったりしながら、なるべく教材にはお金をかけずに勉強をしてきました。
本を買うことは決して悪いことじゃないし、何冊もの教材を使っていろんな角度から自分に合った方法を探るのも大切ですが、
たくさん買って、たくさんの時間をかけたからと言って、必ずしも実力に直結するわけではないということ、
そして自分にとって【完璧な教材】は存在しない、ということだけはぜひ頭に入れておいてほしいと思います。
:02.テキスト学習は”準備運動”に過ぎない
では教材を活用する上で、何を大事にするべきか。
それは、
この2点です。
テキストであれ一般書籍であれ、読んでいる最中より”本を閉じてから”が、本当の学びのスタートです。
本を読んで大まかに理解したことを元に、自分に問いかけをしたり、実践に繰り出さない限りは、ただ本を通して時間をつぶしながら、余暇を楽しんだだけに過ぎません。
それではあまりに、時間とお金がもったいないですよね。
映画やドラマを原語で楽しむため、韓国人との親交を深めるため、重要なスキルを習得すべく開いたのなら、きちんと自分のモノにして韓国語の上達に生かしていきたいところです。
何を選ぶにしても、肝に銘じてほしいのは「学んだことを元に、自分への問いかけを繰り返す」という行為なしには、記憶に残らないということです。
韓国にこんな言葉があります。
これは直訳すると「恋愛を文字で学んだ」となります。
「本から得た知識だけが先走り、実践経験がなく不得意だ」という意味で、恋愛が苦手な人が自虐ネタで使うこともある言葉です。
要するに「それくらい恋愛下手だ」という意味なのですが、この表現からもわかるように【本を通した勉強 = 実践や実体のない学び】という認識があるわけですね。
本で学ぶことは、決して悪ではありません。
ただあまりにも「学んだ気になっている」ケースを多く見かけます。
テキストは、準備運動に過ぎません。
本で学んだ知識を元に行動を起こさない限り、知識を自分のモノにすることはできない。という点を留意しておきましょう。
:03.おすすめテキスト&活用法
さて、以下は私が講師として皆さんにお薦めしたいテキストの一覧です。
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