言葉で気持ちを編むという事。
自分の気持ちを言葉にすることは難しい。
それでも形にしたい時、
自分の中の引き出しから言葉を
必死に探し出して 組み立てて、
ひとつの塊を作る。
例えばその塊が、
他人に意図しない形で捉えられる事もある。
でも、
自分が形にしたいものが何かを
自分が見失わなければいいや、と思う。
自分が持つ知識や語彙力。
今自分の中にあるものを表現するためには、
それが材料の全てで、
それを使うしか術がないのだ。
拙さを恐れていては、何も形に出来ない。
そして、時に、世に出回る言葉の羅列では
今自分の中にあるものを表しきれず、
赴くままに言葉を繋げてしまうこともある。
読む人に誤解を与えることより、
ここにある気持ちと言葉が
繋がらない事の方が我慢できない。
詩は、絵の様に自由であってもいい。
言葉を曲げて、繋げて、散らして、
意味よりも響きで感じる、
ひとつの音楽のようであっていい。
色んな人が、色々な解釈をするのも自由だ。
でも、その塊の本当の意味は、
私だけが知っている。
核心に何があるのかは、
私だけが知っている。
核心を知る言葉が欲しいなら
自分で綴ればいいよ。
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