日常190925

某お食事処で一人飯をしていたら、
赤ちゃん連れの若いお母さんが、私に背を向ける形で前の席に座った。私の席からはベビーカーに乗っている赤ちゃんの顔が見えていたんだけれど、ご飯を食べるお母さんの顔をキラキラした目でジーっと見ていて、とても可愛いかった。

あまりに可愛いので、私もジーっと怪しいレベルで赤ちゃんを見ていたら、お母さんが笑いかけたんだろうか、赤ちゃんがそれはそれは可愛い顔でニコーッと笑ったのだ。
私は、気を抜いたら泣きそうなほど感動してしまった。

なんて愛しい存在なんだろうか。そして、あんな笑顔を向けてもらえるお母さんの日々の努力は、どれだけのものなんだろうか。

私には子供がいない。この先産むこともないだろうと思う。子育ての苦労もわからない。その瞬間しか知らないから感じることなのかもしれないけれど。

たまたま席を立つタイミングが同じだったので、思わずセルフの片付けをかってでてしまった。大きなお世話だろうけど、私にできることはそんなことしかないし。

お母さんにも赤ちゃんにも、優しい愛情が沢山かけられる世の中であったらよいな。

#日記 #エッセイ

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