42歳既婚者が、Tinderをしてみて気づいたこと
詳しいことは省略するが、旦那とは、現在夫婦としてはお休み中。
それなので、マッチングアプリTinderをやってみた。
Tinderといえば、私が今の旦那と出会う前、32歳のときに使っていたマッチングアプリ。
右に左にスワイプし、何人もの男と出会って、そして去った。
42歳という年齢になって、もう一度はじめたそれは、ものすごく複雑になっていた。
なんだっけ、2枚以上相手の写真を見たいなら課金するとか、1日のマッチ人数を超えたら課金とか、些細なことで課金が必要なアプリになってた!
課金はせずに、まずは相手の年齢をふるいにかける。39歳から50歳までの男しか、でてこないように設定し、いざ、マッチングスタート。
ここで驚いたのが、既婚女性子の供ありは、なぜかもてること。
噂にはきいていたけど、本当だった!
大人の余裕がいいのか、面倒くさくないと思われるのか、とにもかくにもなかなかに、私はマッチングアプリの中ではもてて、自己肯定感があがる。
それから何人かと、電話番号を交換して、プライベートでメッセージをしはじめた。
1人は40歳独身のオーストラリア人。みかけもかわいい。1人は50歳既婚者子なしのイギリス人。
2人と、1週間ほどメッセージをしながら私はだんだんと、気づく。
僕がプライベートで作った映画を見てよ、僕の部下がね。。僕が作ったポークリブの写真をみてよ。僕はお兄ちゃんを尊敬しててね。僕は僕は僕は。
しらねー。そして私は、めんどうくさくなって、Tinderをやめた。
特に50代既婚者子なしは、完全にミッドライフクライシスで、時々消えたくなる時がある、とか、仕事がおもしろくない、とか言っていて、私って、無料のカウンセラーなの?って感じだった。
30代前半でマッチングアプリをやってるとき、自分が独身のせいもあったかもしれないけど、もっとお互いの欲望ははっきりしていた。もっとセックスに対して貪欲さがでていたし、活気がみえた。
40代でするマッチングアプリは、互いの積み上げてきた人生が見える。セックスよりも話し相手を求めてる。わかってもらいたい、という欲が見える。
そうして、30歳のときと40歳になった自分も、ずいぶんと変わったよな、と思う。あの頃は、もっと自分勝手に生きていたけど、今ではかけがえのない宝がある。
母になっても女なの、と思う女性はそれはうらやましいけど、私は違う。
人生においての、優先順位。
これから、もしかすると素敵な人にまた出会うかもしれないし、出会わないかもしれない。
どちらでも、いい。
私の人生の優先順位は、子供が1番で、そのために自分は子供の近くにいつつ、自立したい。子供のためには旦那はやっぱり必要だし、そのためには旦那ともうまく付き合っていかなければ。
40歳を過ぎると、いろいろあるよね。私もあなたも。