Pianoforte Monologue

私は小学1年生からピアノを習っていた。
そしてつい先日大好きなピアノを辞めた。
理由は色々だけれどピアノが嫌いになったとか弾いてて辛くなったとかではないし、余裕が出来たらまた始めればいいと思う。
ピアノは大好きだけれどそれでも辞めたいと思ったことはある。
その時は本当に辛すぎてもはや続けられたことが奇跡だと思う。

その時の私はピアノを弾くことがただただ辛くなっていた。
けれども思うように指は動かなくて。
だんだん毎日弾けなくなって言って。
そんな自分にイライラして何度も泣いた。

その時ある番組を見た。それは大好きなアニメラブライブ!サンシャイン!!のAqoursの東京ドーム公園に密着したものだった。
その番組を見て大好きな桜内梨子ちゃんの声優さんである逢田梨香子さんが未経験ながらピアノに挑戦していたこと。
1stライブでの失敗からピアノを見る事さえ辛くなっていたことを知った。
そして、東京ドームライブで再びピアノと向き合いもう一度挑戦することも知った。
私だったら絶対弾けなくなると思った。なのにもう一度挑戦して成功させて。
ピアノに向き合うのが怖いことを知っていたからこそ、それを克服した凄さが分かった。
それを見て私はここで辞めちゃダメだ。
私なんかよりもっと努力して失敗してもピアノに向き合おうとしている人がいるんだ。私なんかがここで止まってたらダメなんだ。と私をもう一度ピアノに向き合う勇気をくれた。

いろいろな都合によって辞めないといけないかもしれない。
そう知った時私はすごく悩んだ。
大好きなピアノをここで辞めてしまっていいのだろうか。
ここで辞めたら終わってしまうのではないか。
そんなことを考えて答えを出せずにいた時、背中を押してくれたのはAqoursという存在だった。
私は辛いことがあったりするといつもラブライブ!サンシャイン!!のアニメを見返す。
その時もまたアニメを見返していて、主人公の高海千歌ちゃんが梨子ちゃんに言った「梨子ちゃんが弾きたいと思ったらまた弾けばいい。」この台詞にすごく背中を押された。
この台詞で今辞めても終わりじゃないんだ。また戻ってこれるようになったら始めてみればいいんだ。そう気づかせてくれた。

こうして私は長年続けてきたピアノを辞めたのだが後悔は全くないし、弾けるようになったらまた弾けばいい。そう思っている。
私の背中を何度も押してくれる存在のAqoursは私にとって大好きでAqoursが私の人生に大きな影響を与えていることは間違いない。
そんな存在に出会えたことはとっても幸せな事だと思う。
だから私はこれからもAqoursに貰った沢山の勇気を胸に過ごしていこうと思う。

余談
このタイトルPianoforte Monologueは桜内梨子ちゃんの曲のタイトルで梨子ちゃんのピアノへの想いを歌った曲で私にとっても大好きな曲なのでこのタイトルにしました。

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