長野市滞在初日、怒濤の出会い
和歌山での農業体験の中で不意につながった長野県。
和歌山から帰って落ち着いたところで、柿次郎さん(株式会社Huuuu代表・当時のジモコロ編集長)、長崎さん(Huuuuが運営していた『シンカイ』の元店長)とzoomでお話させていただき、同年代の頼れるお姉さま方も何人か紹介していただきました。
話は進んでいくけれど、この旅、インターンでも、バイトでも、単なる旅行でもない。つまり、なんの予定も無いまま長野に向かう。正直どうなるのか、今までで一番そわそわしていた出発前の私。
ノースから始まった
長野駅に夜行バスで着き、一旦どこかで落ち着こうと長野市役所のすぐ近くにあるNorthSouthEastWest(以下ノース)というカフェへ。
長野県松本市にあるamijokというカフェの2号店で、笑顔の素敵な小島さんという方が経営されています。
行く前にノースのインタビュー記事を読んでいたので、お店について小島さんがいらっしゃったときに思わず「小島さんですよね?」と話しかけた。
長野に来た経緯をお話しすると、「そうなんだ、いいね~!楽しんでいって!」とにっこにこの笑顔で言ってくれた。
あ、なんか、すごく楽しくなりそう。
その日ノースの2階でやっていたイベントに連れて行って下さったり、コーヒー飲み終えた後でも「ぜんぜんここで座ってていいよ」と声を掛けて下さったり。
これは…小島さんの包容力が凄いのか、長野の方はみんなこうなのか…?
とにかく、初めにノースに行ったこと・小島さんにお会いできたことでなにかが掴めたような気がしました。
シンカイ・長崎さんとの出会い
その後初めてシンカイにお邪魔し、長崎さんとも初めて対面で会えた。(※シンカイの建物自体は残っていますが、お店の営業は終了しています)
同い年(当時二人とも21歳)だけど、私は大学生、長崎さんはシンカイの店長。きっと見えているもの、考えているものは全然違うんだろうなと思います。
けれど、至ってフラットな「普段からこういう感じの話し方なんだろうな」と思うような自然なテンションで色んな話しをしてくださった長崎さん。
長崎さんが相手の話を聞きつつ、良い感じに情報提供したりナチュラルに自己開示したりができるから変にテンション高く話したりせずとも安心して話せるのかな…?とにかくほっとした記憶があります。
当初の予定ではシンカイの2階で寝泊まりする予定だったけれど、長崎さんにセキュリティや立て付け的に危険だからと真剣に止められ、別の寝泊まりできる所を探すことに…
不思議な、でも居心地の良い梅収穫会
寝泊まりする場所はまたどうにかするとして…。
シンカイを出た後は事前に柿次郎さんから紹介していただいていたカジノさん(長野に住みたくて特殊な枠で公務員になった方。バンドしていたり色んなものを生み出しているクリエイティブに富んだお姉さん)と合流。
このときが初めましてなのに、当たり前のように自転車を貸してくださいました。
二人で自転車で向かったのは、とあるお家。
いや、大丈夫かな。急に知らない人家に来るの嫌じゃない??
…と思ったけれどもう遅い。
奥さんのふみさんは「いらっしゃーい!」と迎え入れてくれた。
旦那さんのかずきさんは「え、え、誰なの?どういう経緯で来たの?」と興味津々で質問攻め。いや、そりゃそうですよね、とこちらも思わず笑いながら自己紹介。
お二人の息子のさくちゃんは庭の畑の土をいじいじ。
あと、先客でしぶやさん(ほあほあで色んなものを誕生させているさくちゃんの親友さん)が。
みなさん初めましてで完全に不思議な状況ができあがっているけれど、このまま庭にある梅の木から小さい梅をひたすら収穫した。
ふみさんがお家で作っている醤油を見せてもらったりもした。
なんだろう、この状況。
なんだろう、この居心地の良さ。
つながりを、面白さを、みんなで生み出し続ける場所
たくさんの梅を収穫して、お話をした後はR-DEPOTという小道具屋さん・カフェ・コワーキングスペースなどが1つになったお店で、再び長崎さんと合流。
カフェスペースで、あゆみさんという店員さんと少しお話ししました。
目のぱっちりした、ヨガのレッスンもされているという綺麗なお姉さんというイメージの方。
このときしっかりお互いのことを話した訳ではないけれど、後日ランチに行こうという話になり、凄く嬉しかったなぁ。
この一日で、色んな人と知り合っている。
こんなにどんどん繋がっていくものだろうか。
柿次郎さんや長崎さんが事前に色んな方に私のことをお話して下さっていた影響が一番大きいだろうけれど、どこに行っても、どの方でも、当たり前のように輪に巻き込んでくれて、一緒に、普通のことのように楽しんでくれる。
本当にたまたまなのですが、私が長野から帰る前日がシンカイの閉店のタイミングでした。そのため、長崎さんにとってはシンカイのクローズイベントに向けて忙しい時期。この日もシンカイのイベントのパネルデザインを考えていて、私も一緒にアイデアを出しに参加させていただきました。
自分達の過ごす場所を、自分達の手で面白くしていく。
つながりを、つながった人達を楽しませることを、自分達で考える。
それが当たり前に起こっている。
私と同世代の方々が、自ら楽しいところを作るスタンスでいることに新鮮さと衝撃を感じました。
結局、この日から一週間しきさん(大学院生・地域や若者、学びをキーワードに色んなことをされているエネルギーに溢れた方)のお家に居候させていただくことに。直接顔を合わせたこともないのに、慣れっこのようで普通に迎え入れて下さいました。しきさん、本当にありがとうございます!!
この日は最初から最後まで、すごいの連続だった。
こんなに普通に入り込めることってあるんだ。何か自分もできることって無いんだろうか。とにかく前のめりに、残りの期間も楽しまないと。まだ今日始まったところだけど、楽しむぞ!という気合いを持ってないと何かにおいて行かれそうな気持ちだった。
お風呂を借りて、寝る支度をして、色んなことをぐるぐる考えていたら知らぬ間に寝ていました。
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1日目だけでこのボリュームになったことに私自身驚いています。もっとはしょって書いてもいいけれど、洗礼を受けた初日の出来事をできるだけ書こうと思った結果です😇
ほぼ自分のための備忘録だけど、この時の自分はしっかりとチャンスを自分でつかみに行っていたのかも知れないなと気づかされました。
長野での素敵な出会いがまだまだあるので、今後数回に分けて垂れ流していきます!!!!!!!!
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