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あなたには、それを○○する権利がない!

自分に矛盾を感じましたシリーズ

先週金曜日に、15歳半のビーグル&バセットミックス、ベーグルのリリさんが天寿を全うしました。子猫にも負けるビビリのリリさん。鼻が利く犬種のミックスのはずなのに全然探しものができないリリさん。最後は完全難聴だったリリさん。顔はビーグル、体はバセットな、愛嬌のあるかわいいリリさんでした。

かつてのリリさん。実はすごくビビってます。

リリさんが家に来たのは、私が犬を飼いたかったからです。そして憧れがありました。今思えば、最初に飼った犬も(子供の頃)ろくに世話もしなかったんだから、そんな憧れどおりになんかならないんだけれども。。。

必然的に子供に餌当番をやらせたり、私はちょっと潔癖の気があるので、リリさんをなでなでしない日も沢山ありました。夫は自分がほしいといったわけではないのに、リリさんも、その他の多種の動物たち(義理ママの趣味)とも交流します。どれも自分で飼うと決めたわけでも欲しがったわけでもないのに。確かに彼が一番世話をしてきました。

でもね。わかってる。私はほとんど何もしなかったって(子育てもね。苦笑)。

でもさ、あ、もうこうやって裏庭見ても、リリさんいないんだな。って。

思ったっていいよね?

と思うわけです。
(いや、夫が思うな、とは言ってません。だれも言ってません。)

ただ、自分がそう自分に突っ込んだときに思ったんです。

私、お前にそんな権利はねぇ!って言ったり思ってたな。。って。
四六時中。(きっと、リリさんのことも、私が自分に突っ込んでました。世話もしないのに、そんな感傷的になる権利はないじゃんよ、自分、って。だからこそ、思ったっていいよね、と思っちゃうわけよね、上で。)


でね、夫が「君は、人をジャッジするタイプの人だから」と最近言うんですが、(いや、わかってるけど、言われて嬉しい言葉じゃないよね。後日、「悪い意味じゃなくてね」って言ってたけど、悪い意味じゃなくジャッジする人ってどういう意味なんでしょうかね?)

わかってたけど、改めて本当だな!って実感してるんですよ。

で、タイトルなんですけどね。
過去に何をしてもしなくても、起きたイベントに関して感じる感情を、感じていい権利があるない、なんて、ばっかばかしいことジャッジしてたんだな。と。

起きたイベントは、起爆剤ですよ。トリガー。アクション。どうやって起きたか、ではなく、それが起きた、という事実。

例えば殺人事件。被害者が死んだ、というのがアクション。

それに対して、加害者が、かわいそうと思ったとする。

ふ、ざ、け、ん、な

ですよね?普通ね。お前にかわいそうなんて言う権利、思う権利無いわ!お前が殺したんだろ!ってなるわけですよね。普通ね。当たり前よね。

でも、かわいそう、と思ってしまう、言ってしまうことって、そうしようと思ってなるわけじゃなく、原因と結果の結果なわけですよ。死んだ、が原因として。ある意味起きて当然のリアクション。

その起きて当然のリアクションを、権利あるなしで止められるかって言ったら、止められないのですよね。本当のリアクションなら。

逆に、かわいそうって思うほうが当たり前でしょ、と思ってる(無自覚にも)傍観者の「かわいそう」ほど、嘘くさいものはないわけで。使用させていただいた画像にかかれてますけど。響かないはずなのに。でも同調する。そして自然に起こるリアクションをジャッジする。権利がない、と言って。

矛盾だらけじゃないの。

自然現象を権利がないとジャッジして、こうしたほうが私に得でしょ(優しく見えるでしょ、道徳的に見えるでしょ)という超不自然現象を良しとして善人ぶる。有利に立とうとする。

そう。人をジャッジするって、上位に立ちたがるからですよね。マウント行為。私、すごいナチュラルにそれやってるわ。。。

そして自分自身をジャッジして、いい人ぶっているのね。。自分で穴掘って、そこに入って、自分を嫌な人間扱いすることで、また上位に立とうとしたり(ほら、私は自分の非を罰せる人なんですよ、って。そんな罪悪感なんて害でしか無いわー)

なかなか最悪な自分を自覚してしまいました。はぁ。。。

ま、自覚が前進の一歩、ってことで。

マインド的ツインの友達から紹介されたこのYoutube、自分がどのカードで占われたいかを最初に選び、そのシーンまで飛んで見るようになってるんですが、私が選んだのは『2022年を通して自由を大切に』というキーワード。

何かが変わるときって、足枷だったり、手枷だったりしたものが無くなることなんだな、って、リリさんのことで思ったんです。長くでかけても誰かに世話を頼む、とかすることが一つ減った。感情を外せば事実です。

こうして、自分が自分に背負わせてきた色々なものを、どんどん脱いで身軽になれ、と、リリさんが旗手として気づかせてくれたのかな。

リリさん、ありがとう!

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