岩手山、八幡平、秋田駒ヶ岳
先日、八幡平に行った。八幡平、こどもの頃から馴染みがある場所と思っていた割に、分からない事だらけで謎。近年、八幡平山頂という木で組まれた展望やぐらまで行ったこともあったけど、私が父に連れて行かれて好きだったあの景色はどこだろう、ここじゃないなあ、とずっとモヤモヤしていた。(いまだにこの謎は解決していないがそれはもはやどうでも良い)
とにかく、紅葉が見頃らしい。ネットで調べて、松川渓谷玄武岩を見るというテーマに絞って行ってみた。
パノラマラインを走り始めると、岩手山の頂上付近、雪が降っている。初冠雪の日になるのでは?
GoogleMapに案内されて到着した場所は、その玄武岩の裏側だった。あるあるなやつ。すんなり辿り着けず、無駄に歩いたけど、それが1番面白かった。何しろ紅葉が美しかったから、歩いていることそのものが楽しかった。
そして、折角なので「焼き走り」も歩いてみた。
黒くゴツゴツした溶岩の上を延々歩いた。溶岩が岩手山の裾野に見渡す限り広がっている。岩手山の下の方に広がる紅葉!黄、赤、緑と、溶岩流の黒とのコントラスト。ああ、あれをもっと真近にみたい。岩手山にもっと近づく道でありますようにと願ったが、そのロープで示された道は、敢えなく、車道に我々を吐き出すように終点となり、自由に進むことは出来なかった。
それにしても、まさに今、岩手山は噴火警戒レベル2で、入山禁止になっている。本当に約300年前に噴火して流れ出した溶岩の上にいたこと、結構、心にインパクトあった。
そしてちょっと車を走らせると、素晴らしい裏の岩手山の眺め。見たことがなかったその姿に心を奪われた。
これまで、岩手山を見るのに、ずっと盛岡方面からの一面しか見てこなかった。勿体無かった。今まで何をしてきたんだろうと思う。
森林ふれあい学習館という施設の中で、驚きの本を見つけた。岩手日報社の、新岩手名峰ガイド「八幡平&秋田駒ケ岳」だ。
この間、秋田駒ケ岳で、向こうに見える山々を指差して、「あれが八幡平で、あれが岩手山だと思う。」と言っている人がいて、「え?まさか、そんなわけない」と思っていた。
本当だったらしい。
すごい衝撃。
なぜ、私はそんな訳ない!と思ったのか。
自分がずーっと愛してきた岩手山の眺め。表の岩手山が岩手山、違う方角から見た変な形のは違う、と言ってきた偏狭さ。
一方、最近YAMAPで、他の人の素晴らしい投稿、写真に魅了されて、ここに行きたい、と決めて今月13日に登った秋田駒ケ岳。
自分の脳の中で、全然別物だった、超大好きな山2つ。
つ、繋がっていた。
2泊3日で縦走する人がいるらしい。。、、
そして、紙の地図3種類購入した。
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