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【参考書レビュー】大学入試 基礎からの英文解釈クラシック

英語の「基礎」(品詞・文型・句と節)を徹底演習すれば、難しい英文でも「自動的に」正しく読めるようになります。




対象レベル

難関大志望の受験生、最難関大志望の高校1・2年生

簡単にいうとどんな本?

簡単にいうと、英語を読むための基礎を盤石にする参考書。基礎って何かというと、「品詞」「文型」「句と節」のことですね。特化した英文解釈の参考書になります。

まえがきにも書いてありますが、ここがしっかりできていないと最終的に伸び悩むんですよね。逆にここが盤石なら飛躍しちゃいます。

どうやら、著者は自分の授業を受ける前に知ってほしい内容をまとめたそう。

今の学生は文法をあまり学ばなくなって、適当につなげて読む人がかなり増えました。それは下のレベルの人だけではなく、上位層も同じくです。

難関大志望の受験生、最難関大志望の高校1・2年生が対象レベルになっているが、軽く読んだ人は「簡単じゃね?自分には必要ない!」と思うかもしれないが、違うんだよね。違うんだよ。

中身は?

+章は4章に分かれている。「品詞」「文型」「句と節」「文構造を正確に掴む」。

+音声が付いている。学習方法の例にも書いてあるが、音読することは必須。また最後に英文がまとめてあるので復習するのが便利。この内容は英文解釈に不可欠な基礎内容なので自動化するまで読み込んで音読してほしい。

+学習方法には苦手な人向け、ある程度得意な人向けの2パターン書いてある。

+たまにコラムが書いてあり、「文法は必要?」「文型はいつも意識する?」「単語はどれくらい覚えないといけない?」みたいな英語学習の初期に気になる質問などが書いてあり、参考になると思う。

+最後には単語のまとめページがある。こういうの意外と便利で良いよね。

+内容は、絞りつつも大事な箇所は外していない。またよく読むと結構網羅度もある。

+問題演習に関しては、『桃太郎』『かぐや姫』『イソップ物語』など聞いたことがある素材を活用している。(アラジンとシンデレラが出てきているので💮です)

+最後には総合演習が載っているが、最後は難しめになっている。普通に出来ない人が多いと思うので、解説を熟読しましょう。

次にやる参考書は?

同じ著者のこちら!と言いたいところだが、さすがにレベルが離れすぎているのでもう少し簡単なものをすると良い。

まず、もっと練習を積みたい人はこのようなドリルがオススメ。

また、一歩レベルが上がったものをやりたい場合はこちらがオススメ。

同じようなレベルの他の本は?

こちらは「品詞」「文型」「句と節」に加えて、語順に関しても説明しているのでオススメです。


もっと簡単なものをやりたい

↑ 解説系の参考書に関してはこちら。

↑ ドリル系で練習したい人はこちら。

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