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【ワンポイント英文法】知覚動詞
文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。
1、知覚動詞とは?
知覚動詞とは、人間の五感で知覚することを表す動詞のことです。第5文型になります。SVOCです。Cの部分は原形か現在分詞か過去分詞が来ます。
2、訳し方
Cが原形の場合 「Oが~するのをVする」
CがVingの場合 「Oが~しているのをVする」
CがVppの場合 「Oが~されるのをVする」
3、代表的な知覚動詞
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これらが代表的な知覚動詞です。watch、look at、listen toはVppの形を取ることはできない。
4、Cの決め方
ex. I saw him walk / walking across the street.
「私は彼が通りを横切る/ 横切っているのが見えた」
ex. Have you ever seen a boxer knocked down?
「ボクサーがダウンさせられるのを見たことがありますか?」
まず、OとCの関係が能動の場合は、原形かVingにします。受動の場合は、Vppにします。
次に、その動作が一部のときは、Vingにします。進行形だからね。一方、その動作のはじめから終わりまでのときは、原形にします。
上の文の場合、彼が渡る一部始終を見た場合は「原形」で、一瞬だけを見た場合は、「Ving」にします。しかし、この部分はあまり入試では問われません。
5、受動態
ex. I saw Tom study English.
「私はトムが英語を勉強するのを見た」
→ Tom was seen to study English by me.
知覚動詞や使役動詞のmakeは、受動態にすると、元が原形の場合、toが入る。
ex. Tom was seen studying English by me.
元が原形でない場合は、toをつけなくていい。
覚えるポイント
1、Cに来る形を覚える
2、訳し方を覚える
3、代表的な知覚動詞を覚える
4、Cの決め方を理解する
5、受動態のときの注意することは?
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