【ワンポイント英文法】as long asとas far as
文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。
as long as
as long as ~ 「~する限り」という意味で、接続詞です。副詞節になりますね。まずは、訳を覚えましょう。1つ目の例文はwhileを置き換えてもOK。during the whole time thatということです。時間の限度の意味になります。
2つ目の例文はonly if(provided)と置き換えてもOKです。条件の意味になるのです。またas long asではなく、so long asになることもあります。
前置詞
as long as ~ 「~の間、~もの(長い間)」という意味で、前置詞になることもあります。longが強調されているのです。この場合、前に期間の意味で用いることを明示するためにforが置かれることがある。
識別
ここで問題に問われるもう1つのポイントは、as far asとの識別です。as far asはas long asと同じく「~する限り」と和訳されるからです。ではas far asを見ていきましょう。
as far asは「程度、範囲の限度」のときに使われます。考え、記憶、知識、意見、視野などが具体例です。また、最初のasはsoに置き換えできます。as long asと違い、while、if onlyに置き換えができないことが識別のポイントです。
5の例文は、「~まで」という意味で前置詞です。(=to / until / till)。否定文の場合のみ最初のasをsoにできます。
慣用表現
as far as I know 「私の知る限りでは」
as far as S can 「Sの出来る限り」
as far as the eye can see 「見渡す限り、目の届く限りでは」
as far as I (can) remember 「私の覚えている限りでは」
as far as I (can) see 「私のわかる限りでは」
as far as S is concerned 「~に関する限り」
as long as you like 「「好きなだけ」
as long as possible 「できるだけ」
こちらの慣用表現を覚えれば、識別は楽になります。
プラス
覚えるポイント
1、as long asの表現を覚える
2、as long asとas far asの識別
3、慣用表現を覚える