アスペルガー症候群②
正直すぎるがゆえに・・・
アスペルガー症候群のかたは、とても正直なかたがおおいです。
正直というのはいいことだと私は思います。
ただ、正直すぎるがゆえに、
人間関係でトラブルを引き起こしてしまうことがあります。
会話において、アスペルガー症候群のかたは、
思ったことをすべて口に出してしまいます。
例えば
太ってる人に対し、「太ってますね」
髪の薄い人に対し、「はげてますね」
などなど
一般的に、「太ってるなぁ」「はげてるなぁ」と心の中で思っていたとしても、口にださいという暗黙のルールがマナーとしてあります。
暗黙のルールを破ってしまうと、
「失礼な人」、「気遣いができない人」などと思われて
人間関係にトラブルを引き起こします。
しかし、アスペルガー症候群のかたは、自分の発した言葉が相手にどんな影響を与えるのかを想像するのが苦手です。ゆえに、思ってることを全て発言してしまうのです。
ここで重要なのが
けっして「傷つけてやろう」という気持ち
で発言していないということです。
アスペルガー症候群のかたは、視覚から得た
「太っている」、「はげている」
という事実を口にだしているのです。
本人に悪気がないぶん、直すはけっこう難しいです。
1つの対策としては、
NGワードを紙に書き出し、覚えてもらう!
というのがありかもしれません。
おわりに
アスペルガー症候群のかたの正直さが
プラスにはたらくこともあります!
というのも、アスペルガー症候群のかたは本当のことしか
ほとんど発言しません。つまり、嘘はほとんど言いません。
嘘をつかないことは、信頼につながる可能性があります!
そのよさを理解するのもまた重要なことだと私は思います。