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パリ→成田帰国レポート カタール航空ドーハ乗り継ぎの場合 2020年9月末時点

2020年9月に約2年3ヶ月のフランス大学院修士課程を修了し、先日無事に帰国しました。

これからフランスから日本へ戻ってくる方の参考になればと思い、今回の帰国に伴う情報をまとめます。

この記事の目次


2020年9月末のフランスの状況

まずは現在のフランスのCOVID-19の状況について簡潔に説明をします。

・9月後半から新規感染者ほぼ毎日1万人以上
・一部地域におけるレストラン・バーなどの運営停止
・隔離期間は14日から7日へ短縮
・公共交通機関でのマスク着用義務及び違反の場合は罰金

夏のバカンスが開けたぐらいから徐々に新規感染者数が増えていき、ついには1万人越え。

検査数自体も増えているとはいえ、再び感染が広がっているのは事実でしょう。

まだまだCOVID-19の影響は残りそうな感じです。

航空券購入に至った推移

帰国に伴い、日本政府の取り組みにおける水際対策のため帰国後2週間の自主隔離期間を設けなければいけません。

実家で自主隔離を行いたかったので、福岡空港着の航空券を探しました。

そのため最初に購入した航空券は以下の2つです。

・パリ発台湾経由福岡行き Eva Air Lastminute.com 経由
・パリ発ワルシャワ、ソウル経由福岡行き Lot Polish Airlines,アシアナ航空 Goto gate経由


残念ながら両方の航空券がキャンセルになってしまい、今は払い戻し待ちの状態です。

福岡空港着の航空券を見つけることができなかったため、帰国することを優先して成田空港着の航空券を購入しました。

・パリ発ドーハ経由成田空港行き カタール航空 カタール航空経由

これから航空券を購入予定の場合、キャンセルされる前提で購入した方が良いかもしれません。
その場合、払い戻しがより容易である航空会社から直接航空券を購入することをおすすめします。

(特にLastminute.comは半年以上前の払い戻しすら出来ていないようです)

パリ シャルルドゴール空港の様子

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次にパリ シャルルドゴール空港についてです。

現在、本来ターミナル1に発着する航空便は全てターミナル2もしくはターミナル3に移動をしています。

僕は間違えてターミナル1に行った後、変更に気がついてターミナル2に戻ったので気をつけてください。

ちなみにANA航空及びJAL航空はターミナル2Eから発着しています。

また、搭乗者本人しかチェックインカウンターのある場所に入ることが出来ません。

普段であれば荷物検査の手前まで見送りをすることが可能ですが、割と早い段階での見送りとなります。

荷物検査では普段通り荷物チェックが行われました。

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カタール航空機内の様子

飛行機に搭乗する前にはフェイスガードが配られました。

これは搭乗している間は寝ている時もトイレに行く時も着用していなければいけません。

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機内ではマスクや消毒用ジェル、ビニル手袋など感染拡大を防止するための対策が取られているなと感じました。

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またこの便の利用者はおよそ30名ほど。

席はガラガラだったので、4席使って座席上で寝ている人もいました。

また自分の座席近辺では席を自由に移動することが可能です。

そのため座席指定をする必要はありません。

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機内食もいつも通り提供されました。

ドーハ空港と乗り継ぎ便への搭乗

経由地であるドーハ空港に着くと前の席から順に降機を行います。

フェイスガードとマスクを着けなければいけない点以外はそこまで特別なことはありませんでした。

ドーハから成田空港行きの飛行機の搭乗客はおよそ30名。
同じく機内はガラガラでした。

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また成田空港に到着する前には以下のような紙が配られます。

これまでにウイルス感染者の方と接してきたかどうか、帰国後滞在する場所などを書いていきます。

成田空港到着後に必要な書類ですので、紛失しないようにしましょう。

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成田空港到着後の流れ

成田空港到着後は、順次降機をしていきます。

空港内についた後はPCR検査を行うために、感覚のあけられたパイプ椅子に着席し順番を待ちます。

この間もフェイスガードとマスクは着用必須となります。

およそ30分ほどの時間がありますのでこの間に上の書類を書いても大丈夫です。

PCR検査の様子と待ち時間

順次PCR検査に呼ばれます。

現在の成田空港のPCR検査は、唾液を10mlほど収集して検査をする方法です。

それぞれ割り当てられた小さな容器に唾液を入れていきます。

梅干しとレモンの写真が飾ってあるブースに案内されるので、そこで唾液を溜め、提出をしましょう。

この容器を提出した後は、通路を進み入国審査が行われます。

滞在先の情報について、その滞在期間中に連絡のつく連絡先などの確認が行われ、パスポートと飛行機の半券の提出が必要でした。

入国審査が終わった後は、PCR検査の結果待ちです。

大体1時間半ほどで結果が出ますが、これは個人によるそうです。
自分の検査番号がアナウンスされたら結果を受け取りにいきます。

現在時点でのPCR検査待ち時間は以下のリンクから確認が可能です。

PCR検査待ち時間を確認する

陰性だった場合は以下のようなピンク色の用紙を受け取ることができます。

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空港からのシャトルバスなどを利用したい場合はこの用紙の提示が不可欠です。

自主隔離先ホテルへの移動

現在成田空港から帰国に伴う自主隔離が可能なホテルまではシャトルバスが運行しています。

現在、自主隔離が可能なホテルは以下のホテルで、これらのホテルに関しては空港からのシャトルバスが出ています。

・成田エアポートレストハウス 0476-32-1212
・成田東武ホテルエアポート 0476-32-1234
・東横イン成田空港新館 0476-33-1045
・ホテル日航成田 0476-32-0032
・ANA クラウンプラザホテル成田 0476-33-1311
・成田ビューホテル 0476-32-1111
・ホテルマイステイズプレミア成田 0476-33-1661
・ホテルウェルコ成田 0476-23-7000
・成田Uシティホテル 0476-24-0101
・ラディソンホテル成田 0476-93-1234
・インターナショナルガーデンホテル成田 0476-23-5522
・リッチモンホテル成田 0476-24-6660
・ミートイン成田 0476-23-1113
・センターホテル成田1 0476-23-1133
・センターホテル成田2 R51 0476-23-1112
・コンフォートホテル成田 0476-24-6311

ネット上では空室ありとなっているところも実際は満室という場合もあります。前もって電話で確認できればベストです。

また東京都在住ではない場合、Gotoトラベルのおかげで料金が割引されます。

2週間も宿泊したら10万円は軽く超えるかなと思っていましたが、6万円ほどですみました。

Gotoトラベル対応の自主隔離用ホテルを探す

シャトルバスの乗り場と発車時刻

成田空港からのシャトルバスは、荷物を受け取って出国ゲートを出た後、出国ゲートを背にして左側に進んだ21番乗り場から発着しています。

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このシャトルバスの出発時刻は9時05分から23時05分までの概ね1時間ごとです。

運賃は無料ですが、乗車の際に先ほどの赤い用紙を提示しなければいけないので、紛失しないように気をつけましょう。

自主隔離中のホテル間の移動

上記で紹介したホテルの日程がかなり埋まっている時もあるかと思います。

上記のホテルはかなり近場に位置しており徒歩での移動圏内なので、例えばホテル1で1週間、ホテル2でもう1週間を過ごすということも不可能ではありません。

どうしても日程が合わない場合はホテル間を移動することも検討してみてください。

注意点

今回お話しする内容は2020年9月末の情報であり、状況は日々変化しています。書いてある内容を鵜呑みにせず、ご自身で大使館や厚生労働省などの公式サイトからの情報も集めて吟味してください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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