ポカチェから始めた初心者目線で考えるライブポーカー対策

Vtuberのポカチェ参加型配信に参加したいという動機ではじめたポーカー。

なんやかんやでハマり、ポカチェのランクポイントも少し前に2300Ptになり、ライブポーカーで遊ぶまでになりました。

2300pt行った時の喜びの写真

ゲームとは違う、リアルのアクションに戸惑いながらも、色々とゲームとは違う学びがありました。

全部のお店に当てはまるわけではないかもしれないけれど、自分なりにライブポーカーのリングゲームの特徴とライブポーカーに対する自分の課題を考えてみました。

9MAXのハンドレンジ

ポカチェしかやってないので、9MAXのオープンレンジを勉強する必要があると思いました。9MAXのリングゲームハンドレンジで参考になるものがすぐに見つからなかったので、知っている人いたら教えてください。

プリフロップレイズに対する、コールレンジが広めの人が多い

例えば9MAXでオープンレイズに対して、自分はほとんど3betかフォールドで考えていたけれど、実際には4人コールして5wayになることが多々ありました。これには驚きました。なぜそうなるかを考えてみると

 ・たくさんのハンドをプレイして楽しみたい
 ・ポストプロップに自信がありたくさんプレイすることが利益的になると考えている
    ・チップ増減の分散を小さくしたい 
 ・ハンドレンジを知らない

自分は初心者としてフィッシュにならずに、なるべく長い「時間」一定のお金でポーカーテーブルに座り続け楽しむことを目的にしていました。
しかし、これは人による目的の違いによってハンドレンジがルースになることがあるなと思いました。
ライブポーカーはオンラインポーカーよりも時間がかかるので、勝つことにこだわり過ぎずに、決められた時間で「たくさんのハンドをプレイ」して楽しむことを目的にする人もいると思います。
お店で月間の稼いだチップランキングなどがあると、長期的に勝てることを前提で「時給」をあげるためにハンドレンジを広めに設定しているうまい人もいると思います。

「時間」なのか「たくさんのハンドをプレイ」なのか「時給」なのかどこに重きを置くかでプレイスタイルが変わってくると思います。
 自分は人をみてエクスプロイトを考えるほどうまくはないので、しばらくはハンドレンジをしっかりしぼってライブポーカーを楽しもうと思いました。そのため、タイムレーキがないお店で遊ぼうと思います。

マルチウェイのプレイ方法

   上の項目と関連して、ポカチェでは4way、5wayはめったにでてこないのに対して、9MAXライブポーカーでは頻出します。3bet打ったのに、5wayになると長期的にはお得かもしれませんが、今手持ちのチップがなくなり追加でお金を払わなければならない確率が増える(分散が大きくなる)ため、悲しい気持ちになります。
 その時のアクションをどうすれば良いかを研究したいと思いますが、どうすれば良いかがわかりません。例えば、自分がオリジナルレイザーで、Kハイドライボードが出たとき、ヘッズアップなら自分のハンドにかかわらずほぼ小さいCBを打ちます。しかし、5wayでKがヒットしていないとき、オリジナルレイザーの自分はCBを打つべきなのでしょうか。ライブポーカーを打つためにはマルチウェイの対策は必須だなと思いましたが、どう勉強すれば良いかがわかりません。これも勉強の仕方を教えてくれる人がいるとうれしいです。

3betをほぼプレミアハンドだけでしかしない人、3betのコールレンジが広い人

    3betの適正レンジを学んで実践すると、人によってはプレミアハンドとぶつかり大きく負けることがそれなりにありました。全体的に相手の3betに対してはコールレンジが広く、自分からはプレミアハンドでしか3betしない人が多い気がしました。
 これは心理学的にみると、人から打たれたときにはサンクコスト効果が働きコールレンジが広くなり、自分から仕掛けるのはプロスペクト理論によりレンジを絞る傾向があるのだなと思いました。
  
 サンクコスト効果・・・すでに場に出したチップをただで失いたくない気持ち
 プロスペクト理論・・・大きな勝負には出ずに安定した結果を出したい気持ち

 プレイヤー人数が少ない時間帯にこういった特徴をもつプレイヤーと戦う場合は3betを打つレンジを絞り、ベット額は大きめにする。相手からの3betにはフォールドに寄せて戦おうと思いました。

1日一緒に打っただけで相手のハンドレンジを知ることは難しい

  相手のハンドレンジをできる限り考え、予想してプレイしようと思いましたが、各ポジション毎に変わるレンジ、テーブルの人の入れ替わりもあり、ハンドレンジが固定されていない場合もあることを予想しきるのは現実的ではないと思いました。現実的にはこの人はハンドレンジを「しぼっていそう」、「ちょっとルース」、「けっこうルース」くらいの区分けが精一杯だと思いました。

ブラフにする相手かどうか

相手がブラフ頻度について、ブラフハンドは、他プレイヤーがブラフで勝った場合に手をみることができないため、相手のブラフ率を考えることはできないと思いました。そのため1日の中ではブラフをするプレイヤーかそうでないかまでが現実的なチェックラインだと思いました。

ディーラーさんがプレイヤーとして入るとき

麻雀のメンバーが筋ひっかけを禁止されているように、ディーラーさんは縛りプレイになっているということを聞きました。ブラフは打たない傾向になるためディーラーさんのベットに対してはフォールドに寄せるべきと思いました。逆にポジションが取れている場合は若干のオーバーブラフもありかなと思いました。
 ディーラーさんは知識はちゃんとありオッズ計算はしっかりとしているため、ドローハンドが濃厚な場合はオッズに合わないベット額に調整することが必要だと思いました。ちょっとズルいですが、ディーラーさんが入っている場合はディーラーさんの傾向がつかめるので、そこにポジションがとれる席に座るとお得かもしれないと思いました。
 しかし、そのディーラーさんの傾向が詳しく掴めてきたタイミングでだいたい抜けてしまうので残念になることと、ディーラーさんにポジションをとると、それ以降SB、BBを出すときにディーラーさんをこえて覗き込むようにボタンの位置を確認する必要がでてくるため、SB、BBの出し忘れが増えます。これは初心者には結構な負担なので、プレイのしやすさは、ディーラーさんの対面が一番だと思います。

ポットにコミットしたからといって、オールインする必要はない。

これもそこでポーカーをする目的によるとは思いますが、自分のようにそこに一定のお金で長い「時間」ポーカーを楽しむことを目的としていることを前提とします。そうするとほぼ負けていると思うけれど、コミットしたのでオールインというプレイを必ずしもする必要はないと思いました。チップ貸出や引出が無料の場合を除いて、チップの期待値を最大化することよりも、追加のお金を必要とせずに楽しむことの方が優先度が高いです。そのことも考慮して特大ポットに対しては期待値がマイナスが明らかだったとしても、フォールドする選択肢もあると思いました。これはポカチェでやるリングゲームとは明確な違いだと思います。

純粋戦略のプレイ

上手くなるためには混合戦略を学ぶ必要があると思いますが、自分がそれを習得できていないことと、ライブポーカーの場合相手のハンドを見たくなる心理からかオーバーコールのプレイヤーが多い傾向にあると思ったので、今のところ付け焼き刃の混合戦略よりも純粋戦略の方が結果が出せるような気がしました。まずは基礎として純粋戦略の標準プレイの練度をあげることが良いと思いました。

ライブポーカー対戦相手チェックリスト

今回のことを踏まえて自分なりに対戦相手のチェックリストをつくってみました。情報量が多いと処理しきれないのでこのくらいの簡略化した内容で相手はどれに当てはまるかを考えながらプレイしたいと思います。

ライブポーカー対戦相手チェックリスト


ライブポーカーに対するこれからの自分の課題

・9MAXリングゲームのハンドレンジを知る
・マルチウェイ対応の勉強方法の模索
・純粋戦略の練度アップ
・自分がつくった対戦相手チェックリストに対する自分のプレイの変化のさせ方の研究

ポーカー楽しい!!

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