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ハルのポーカーライフチャンネルのリングゲーム振り返り雑記



参加するにあたって

ハルのポーカーライフチャンネルに出演した後の振り返り雑記です。
こういうのはスピードが大事と考え雑ながらも出力します。

まず、今回の出演に関わる自分のこととして、はじめてだらけの内容でした。
・Youtubeに出るのははじめて
・Discordで人と通話するのははじめて
・PokerNowのサイトでプレイするのははじめて

さらに、ハルさん、りおんさん、てっぺーさん、neruさんは自分としては、「はえ~、こういうすごい人たちもいるんだな~」と思っていた人たちなので、そういう人達としゃべる機会をいただいてはじまる前から完全に舞い上がっています。

また、普段一緒に遊んでいる人たちが「見るよ~」と言ってくれていて、その中にはまるで自分が上手いプレイヤーであるような扱いをしてくれる人もいて、自分の実力がたいしたことないのが、バレるとヒヤヒヤしています。まさに、開幕ティルト状態でした。


事前戦略

事前に準備した戦略としてこのようなことを考えていました。


はじまってから

そんな中事前にたてていた作戦を実行しようと思いますが、想定外が色々とおきます。
・「みんな生放送見てないから自分の3betPolarだって気づいてもらえてない」
・「自分がプレイにアップアップで放送を見る余裕がない」
・「裏方の会話が楽しくてためになりすぎて、そっち聞いてた方が今後のためになるのではないか」
・「そもそもCallしすぎに全然寄っていなさそう」

そんなこんなでBBの3betレンジをPolarからLinearに変えていく作戦は早々に破綻しました。インディファハンドやEV0付近のハンドは捨てる作戦は予定通り採用して立ち回っていくことになります。

実際の均衡戦略というものは私にはわかりませんが、自分の考えと反省を示していきます。


ハンド振り返り 主に反省点

KJs 4betせずfold:

均衡上4betの頻度が高そうとの認識があったのですが、4bet or fold だろうと思っており、均衡ではピュアで4betするという認識ではありませんでした。また、アミューズでの経験から多くの人がもつBTNのレンジのリークとして、ColdCallが広すぎるというものがあると思っています。そういったプレイヤーはBTNのColdCallに本来foldするべきハンドや3betするハンドが含まれています。そうであるならば、BTNの3betレンジは均衡よりも強いことが多く、その場合自然とレンジの3bet to fold のハンドは少なくなります。そのため4betをしても均衡通りのフォールドエクイティを得られないことが多く、ライト側の4betは基本採用しない方が成績がでやすいと考えています。そのため、はじまったばかりで特に前情報がなければ、KJsはフォールドするシチュエーションと考えていました。卓のプレイヤーのレベル帯を考えれば、スナップでfoldするようなハンドではなく4betは検討するべきだったと反省しています。また、ピュアで4betという認識を持てなかったPreflopの自分の勉強不足を実感したワンハンドでした。

※追記(9/20)
プレイ中は上のようなことを考えていましたが、ポジションから何から全て間違ってます(vsCO BTNと勘違い)、単純にミスですね(´;ω;`)

K3s BvB ライト3bet:

実況解説では触れられてはいませんでしたが、序盤戦でライト3betを見せようと思って、積極的に3betをとる戦略を採用しました。狙った通りにはなりませんでした。

KJo vs K9:(9/22追記)

フロップは打つとすると小さいサイズのみで考えています。アミューズなどでブラフレイズが返ってこない環境だとbet頻度を増やす調整をして、よくいるAを持っているとBBから多くをコールしすぎるプレイヤーだとみるとbet頻度を減らします。レンジで広くベットするけれど、ポケット群をやAヒットの弱キッカーなどを中心にcheckレンジに回すイメージです。
この段階では相手に合わせるという意識はしていませんでした。
ターンは打ってもよいと思っていますが、KJoはほぼcheckレンジに入れることをイメージしています。
リバーでbetを打つならば、Kが♡か♢のところが打ちたくて、K♤はイマイチではないかと思っています。


88 vs 94s:

これは解説で言われている通りで、自分もDiscordの会話でやりすぎたーとぼやいていました。turnでKが重なったことで、リバーでのこっているAは自分が多いと思ってはいました。しかし、22~44あたりのポケットはbetに一部入っていたとして、残りの消えたポケットはどこまでその動きするの??と考えると、完全にブラフ過多です。フラッシュ完成していなくても高頻度でキャッチされたんじゃないかなと思います。このアクション単体が悪いわけではないけれども、レンジ全体を考えるとやりすぎです。単純に下手なところがでました。

QTs vs KJ:

リバーのチェックはJが重なったことで、フロップで打たなかったセットのコンボとJをからめたオフスートのコンボなどフルハウスに発展していることが多く、それらがドンクに回ってくることはおそらくないだろうと読みました。するとQのみは単純にバリューベットを打てる強さではないマージナルなハンドだと思いました。
勝っているところ・・・AA,AK,AJ,AT,KT
負けているところ・・・99,TT,JJ,KK,KJ,JT,AQ
引き分けているところ・・・KQ,QT,QQ

アミューズではAKのKヒットを過信やAA降りられない病の人がcallしてくれることがそれなりに期待でき、ブラフraiseがない環境であるため、安betしてraiseされたらfoldというラインもあると思いました。今回は相手はバランスが取れていると考え、ブラフ側のraiseもあると見積りcheckで十分とみました。
褒めてくれてうれしい

J8o BvB ライト3bet:

つんくさんのオープンが若干ルースかと思い積極的に3betを返しました。事前にPreflopでexploitしないって決めていたのにやってしまいました。

Q9s vs T9(9/20追記分)

フロップでの安いCBに対してraiseが返ってきました。プレイ中は「均衡戦略ではたぶんピュアフォールドなんだろうけれどcallしようかな」と考えています。ペアボードでは初心者帯の人は降りられたくないからcheck-raiseを返さないという思考になりがちです。check-raiseを返すということはブラフ側も持っている人だと思っています。さらに、つんくさんのcallレンジには、QT,Q9,T9,T8,98,がオフスートまで全て頻度ではなく、ピュアで含まれていると思っています。それらをフラドロと合わせて高頻度でcheck-raiseを返してきておりブラフ過多だろうなと読んでいたからです。
これとったらかっこいいぞと思いながら、たぎることなく無難にfoldを選択しました。


TT vs K7s:(9/20追記分)

このTTというハンドは色々な選択肢があったと思っています。
○プリフロップでの3bet
○フロップドンクbet
○フロップcheck-raise
プリフロップでは3bet or callだと思いましたが、ほぼほぼcallだと思っていました(後ほど確認したらピュアコールでした)。フロップはドンクbetもありうるボードだと思いましたが、あったとしてその頻度は極小だと想像しています。フロップのcheck-raiseはT以外にも7を引いても発展することとナッツブロッカーとしてとても優秀なのでそれなりの頻度がありそうという認識です。結果的には無難な感じで終わりましたね。


T7s vs AJ:

あれ?フロップ打ってこないの?というハンドでした。
そこを見てリバーコールしましたが、明確に降りだったなーと思います。
チェックで回っているから、BBにトラッシュハンドが多くUTGは無理にブラフしなくても、色んなハンドにEQが残ってるよねと……
Aハイブラフする??を考えるべきでした。
色を抑えていないヒット系で頻度でcallも必要ととらえて狙いにいってしまいました。
典型的なフィッシュコールでした。

JJ vs KJ:

フロップ小さく打った後の動きがわからなかったというのが正直なところです。ターンはプロテクションの関係からKKとQQはチェックでJJとTTは打っても良いかなという感覚でしたが、実戦ではcheckを選択しました。プレイ中はJJのようなポケットは発展性がなく、checkレンジを固める側で使って良いのではという考えでしたが、Aがボードで重なっているので、ポケットでないワンペアも発展性がかなり失われています(Jより下の2枚のハンドは2ペアに発展してJJをまくることがない)。それも加味すると、JJは十分ターンかリバーでバリュー側に回して良かったと思います。JJでこのラインだとA持ち以外バリューを全く打てないことになってしまいます。

A5s 4bet:

この段階になるとDiscordの会話から自分のGTOに対する理解が卓の中でかなり浅いことを強く認識しています。対策として事前に考えていた、id群やEV0付近のハンドを捨てるというのがあるのですが、その他の策としてExploitされない程度にPreflopでのcall頻度を減らすというものがありました。Postflopに回ってしまってはEVのロスが大きくなることが容易に想像でき、さらに相手はてっぺーさんです。賞金確保のためにfoldするということも頭によぎりましたが、できる限りチップEVを求めるという信念のもとアクションが簡単でロスが少ないであろう4betを選択しました。raise額がスタックの深さを考慮できていないサイズになっているので、そこは改善点です。


さいごに

私がポーカーをはじめて約2年、テーブル全体のレベルとしては一番厳しい卓だったんじゃないかと思っています。

そして、ポーカーを真剣に勉強している人達の世界を少しだけ味わうことができてとても貴重な体験をさせてもらいました。

あらためてハルさん、りおんさん、同卓していただいた方々、応援してくれたみなさんありがとうございました。

また、ぜひ一緒にポーカーやりたいです!!!!


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