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最少得点で勝ち切り首位キープ

過密日程のなかアウェー戦

10月2日のチャンピオンズリーグ(vsボローニャ)から中2日でアウェーのランチタイムキックオフというタイトな日程で迎える相手はクリスタルパレス。イングランドのEURO2024代表、エゼをはじめとしたタレントがそろう、侮れない中堅クラブです。
新戦力の鎌田大地は残念ながらベンチスタート。遠藤航との日本人対決は持ち越しです。
リバプールは直近のCLボローニャ戦から4を変更。左サイドバックにロバートソンに代わりツィミカス、中盤のセンターにソボスライに代わってカーティス・ジョーンズ、左サイドはルイス・ディアスに代わりガクポ、そしてCFにヌニェスに代わってディオゴ・ジョタが入りました。

安定感のある試合運びで逃げ切りに成功

試合は開始30秒も立たず相手のハイプレスによりボールを失い、エンケティアにネットを割られいきなり失点‥‥と思いきやオフサイド。CLミラン戦に引き続き、ヒヤッとする立ち上がりになりました。
しかしその空気はすぐに打ち破られる。開始10分、中盤でのボール回しからツィミカスのギアを変えた鋭いスルーパスに抜け出したガクポが、左サイドのポケットから中央に折り返し、飛び込んだのはジョタ!!見事な連携で先制点をゲットしました。
前半はそのままレッズのペースのまま終了。

後半になるとパレスがテンポをつかみ、レッズゴールに迫るシーンが増えるも、GK含めたディフェンス陣が集中した守りを見せ、このまま試合終了。
リーグ7戦中6勝目を挙げ、首位をキープに成功しました。

7分間の出場で存在感を示した遠藤航

このカード、日本人対決が期待されたなか、レッズの遠藤航、パレスの鎌田大地ともにベンチスタートでしたが、鎌田は87分、遠藤は88分とほぼ同時に途中出場し、アディッショナルタイムを含めた7分程度の日本人対決が実現しました。
その僅かな時間で存在感を見せたのは遠藤。相手ペナルティーエリア付近で味方がボールを失い、パレスのカウンターとなりそうなところで完璧なタックルでボールを奪うなど、非常に集中したプレーを見せてくれました。
スロット監督も試合後の会見で「オン・ザ・ボールだけでなく、セカンドボールを奪うプレーも素晴らしかった。わずか7分のプレーで素晴らしいインパクトを残した」と評価しており、わずかな時間ながらアピールに成功したのではないでしょうか。

キーマン2人がケガの程度は…

この試合、よいことだけではなく、主力のケガという悪いことも起きてしました。マカリスターが鼠径部の負傷で前半のみで退き、GKアリソンはハムストリングを痛めてしまい、79分に腿裏を抑えて倒れ込んでしまい‥‥。
アリソンは1か月の離脱、マカリスターもすぐには復帰できない様子で、センターラインの主力2人を一気に失ってしまったのは痛い。
インターナショナルマッチウィークを挟んだ後、週2日の連戦がつづくこれからはより一層の総合力が問われます。GKケレハーや遠藤をはじめ、カーティス・ジョーンズやクアンサーなど、これまで出番が限られていた選手の奮起を期待したい。


5 October, 2024(Sat.)12:30 @Selhurst Park, London, England
Premier League 2024-2025

Matchweek7
Crystal Palace 0-1 Liverpool
【scorer】
(CRY)-
(LIV)9' Diogo Jota


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