見出し画像

中途半端について



数年前にSNS見てたらたまたま植松努さんの動画が流れてきたから、
ちゃんとしたの見よって思ってYouTubeでもう一回見ました。



刺さる内容が多すぎです。



教師だった自分と重なって
やっぱり先生が与える影響は大きいなって思った内容だったし、


潜在的に思ってしまってることって
無意識に口に出しちゃうことってあるんだろうな
それが子どもたちに伝わってしまうことも多いんだろうなって思いました。



そりゃ100%子どもたちに良い影響を与えられる訳じゃないことはわかってるし
そんなことは無理だけど


何事もやる前に諦めちゃう考え方っていうのは
これからの社会を生きていく子どもたちに希望を失わせるというか、
どうせ無理だろうの積み重ねって
子どもたちが諦め癖をつけちゃう原因の1つで、
それを大人たちが与えてしまってるんだろうな、教育者を含めて。って思ったんよね。



自分に置き換えた時に、

新しい指導方法を試してみようかな
いつもとは違う方法で授業してみようかな
ICT導入してワークしてみようかな

とか思ったりしたけど、



失敗したら嫌だなぁ
わざわざ変える必要ないかなぁ
今まで通りが結局楽だなぁ


とか考えて

やらない、挑戦しない、諦める
ってのが多かったし、


きっとそれって
無意識に別の場面で伝わっちゃってたんだろうなって。
諦め方を無意識に教えちゃってたんかなって。


授業でも
学級経営とかもそうだし、
何かの行事とか決め事とかにおいてでも、

効率ばっかり求めたりとか
見栄えを求めたりとか
周りからの評価とか



そういうことばっかり求めて
本来やりたいことが全然できてなかったって今になって思います。

自分に余裕がなかったってのもあるけどね。 

今だったらもうちょっと自分に余裕持ってやりたいことができる気がするかな。





中途半端ってすごく使いやすい言葉だなって思います。


結果が満足しなかったときに
中途半端な結果だった。
今までをふりかえったときに、何やっても中途半端な結果にしかなってこなかった。
だから、中途半端な自分を変えたい。


って、結構定型文だと思うのね。
実際私もよく使ってたような言葉だし、
生徒たちもすごく言ってたのね。


で、私も中途半端ってあんまり良くない言葉としてとらえてたのね。


ものは捉えようって言うし、
短所は長所にもなるって言うから
物事はどう捉えるかでプラスにもマイナスにもなるけど、
中途半端は中途半端でしょ!って思ってたんよ。



でもその植松さんのお話では

中途半端は
なにもしない、何もできないよりよっぽどいい

って言ってて、


あぁ、なるほど、
中途半端って思えるってことは
その物事に対して取り組もうとしてたってことか
何もやってない人より十分すごいんだ
ってちょっとだけ思えました。


確かに、ものは捉えよう。笑
単純ですね。



で、その動画を
ある先生が授業中に生徒たちに見せていたんよね。
生徒たちに少しでも響いていたらいいなって思ったのと同時に
私自身のこれからの行動が
いつかの生徒にとって
やってみようの一歩を与えられるように
今行動していこって思いました。

いいなと思ったら応援しよう!