教師をやめるまでの3年間をぎゅっと凝縮~自分自身の見つめ直し②~
コロナがあったけれど、
その中でもたくさんの経験をしたから、その経験を生徒に伝えたい!
伝えて幅広い選択があることに気づいてほしい!
将来が楽しみになってほしい!
そんなことを思いながら教育現場に就きました。
でも実際、何の経験もない。ないわけじゃないけれど、自信をもって伝えることができていない。
隣のクラスをのぞけば何か楽しそうなことをしている。
クラス独自の時間ができたとき、何をしたらいいのかわからない。
不安そうな表情を出したら生徒まで不安にさせちゃう。どうしよう。
自信がない!!!!!
そんな中でのキャリア教育。はじめの導入で、
「将来どんな職業に就きたい?」っていう問いかけをしてしまった自分に悔しさを感じていました。
なりたい職業がない自分はだめなんだって思っちゃう生徒が出てくると思ったからです。
そうすると将来がより不安になってしまうと思うからです。
考えすぎじゃないかって思われるかもしれないし、周りの先生方からも言われたけど、
教師のたった一言で生徒の人生が変わることだってあります。
私は1つ1つの言葉に重みをもって責任をもって発したいと思ったからこそ、とてもくやしかったです。
中学生の立場になって物事を考える視野の広さがありませんでした。
その時期から、私自身このままでいいのかって考えるようになりました。
そんな初任ももう終わり。
7号は、2年目のお話です。
では。