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経験学習の大切さを感じた東京生活8年目の春

2歳と5歳に親育てられ中のKouKoです。
東京生活がもうすぐまる8年になります。
「東京に慣れない」と言い続けてきた私が、ようやく「慣れる」ことを意識し始めました。

「多様性」を感じる東京が楽しかった独身時代

私は、大阪生まれ大阪育ち、社会人1年目も大阪で仕事をしていましたが、転勤で8年前に東京にやってきました。
当時は、やりたい仕事も東京にあり、自らワクワク感と期待をもって上京。情報がたくさん集まること、何よりあらゆる場所で、人が多いからこそ「多様性」も担保されていると感じ、いろいろな人と交流することでも学びのUpdateも感じ、単純にその時間の楽しさを感じていました。

しかし、その後東京で知り合った夫と結婚をしてから、”自分のペース”で楽しんでいた生活から少しずつ生活の内容が変容していき、私はよく「東京に慣れない」と口にするようになりました。

慣れない理由は、愛着と執着のはき違え

地元の大阪にいたときは、「ここに行けばあのマスターがいるカフェがある」「あのエリアでショッピングをして気分転換しよう」「友達と会うにはここがいい」など、すべて自分がこうしたい、と思ったときに無意識に行動の選択肢が生まれ、そこから自分の最適解を選ぶ、ということをしていたな、と感じます。

「東京に慣れない」と思っていた背景には、土地勘がなかったり、知り合いが大阪とは違ったり、至極当たり前なことに、執着をしてしまっていたのか、と今ようやく気付いていきました。

なんともったいない、、、。

新しい環境に飛び込むことはいとわない、むしろワクワク感を感じていた私が、この数年、子育てを理由に、なかなか飛び込めなかったことも自分の中で影響していたのかもしれません。

執着でなく愛着をもって故郷の大阪を懐かしむ気持ちをもちたいと改めて思います。

経験に勝るものはなし


そこで慣れるには、どうしたらいいのか。
それはやはり、自分で手を動かして経験をすることだな、と感じます。
いつも家族移動のときには、夫についていく私は路線図や乗り換えも常にアプリで都度検索をしていて、自分の頭の中で路線図を描くことができませんでした。が、知らない駅に息子と行くことが増えてきたこの1年、少しずつ経験が蓄積されそのエリアの光景がイメージできるようになりつつあります。
自分で調べて、失敗して、人に聞いて、なんとかたどりつく、もしくはたどり着かなかったけれど新たな発見を得る、というこの経験の過程こそが、土地勘を培うな、と感じます。

書いていて、とても当たり前のことですが、機械学習も便利だけれど経験学習に大切さを再認識したこの気づき、改めて東京をもっと知ろう!という決意も込めて、これからの東京生活もどんどん探索していきたいと思います。

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