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車椅子の息子/小学校の登校を車送迎から車椅子へ変更した理由
我が家の息子は、脊髄髄膜瘤で生まれたため、現在、車椅子で生活しています。
今年度の、小学校2年生になったあたりから、息子の小学校通学を、車送迎から、自分で車椅子をこいでいってもらうようにしました。
もちろん、まだ一人では危なっかしいので、親が付き添っていますが。
車送迎から、車椅子をこいでもらう登校にした、そうしたかった私の思いを書きます。
目次
・小学校の登校を車送迎から車椅子へした理由
・健常者の人に車椅子を見せる
・車椅子を見ることで車椅子をイメージしやすい
・まとめ
小学校の登校を車送迎から車椅子へした理由
小学校2年生になったあたりから、小学校の通学を、車送迎から、自分で車椅子をこいで行ってもらうようにしました。
親はランドセル持ちとして付き添ってますが。
ひとりで通学させることについては、将来的にはひとりで通学できるように、とか、ちょっと太っているので運動のためとかあるんですが、
大きな目標としては、健常者との共存です。
共存というと、テーマが大きすぎるのですが、
健常者の人に車椅子を見せるためです。
健常者の人に車椅子を見せる
健常者の人に車椅子を見せたいと思ったのは、
歩けないという障害があると、小さい頃から、健常者が育つ世界と分断されてしまうんですよね。
その結果、健常者が車椅子のことを理解できない、というかイメージしてもらえないんです。
分断されて育つのには、たぶん、車椅子だと普通幼稚園に入れなかったり、普通小学校に入れなかったりするからだと思うんですが。
分断されて育って、健常者は車椅子を見たこともないから、
健常者によって、
「この歩道、車椅子は通れないんだけど」という変な歩道ができてしまうんだと思います。
車椅子を見ることで車椅子をイメージしやすい
でも、
登校時だけなんですけど、
たまたま通りがかりの通勤・通学中の人に、
車椅子の姿をちらっと見せることで、
その人たちは、車椅子のことをイメージしやすくなるんじゃないかと思っています。
または、通りがかりの人が車椅子のことを見た記憶がなくても、
存在にも気が付かなかったとしても、
無意識のどこかに、車椅子児がふつーに登校してたという映像がしまわれたはずです。
そういうことが、
将来、車椅子でも利用できる道や建物を作るかどうか、につながっていると思います。
まとめ
今年度の、小学校2年になったころから、車椅子の息子を、車椅子で登校させています。
それは、息子がいずれは車椅子でひとりで登校できるようにする、というのもあるんですが、
通りがかりの通勤・通学中の人に、車椅子の存在を見せたい、という目的もあります。
そういったことが、将来、「車椅子では無理じゃない?」という残念な歩道ができてしまわいことに、つながっているんだと信じています。
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