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きょうだい児の娘のことを考えてみました
自分が毒親かどうかについて考えてみました。
先日、Twitter X の DM に、「お前は毒親だ」というメッセージをいただきまして。
私が毒親の根拠がですね、私には生まれつき歩くことができない重度障害児の息子と、その下に娘がいるんですけれども。
娘は障害児の妹になるわけで、生まれついた時からきょうだい児ですよね。
生まれる前からきょうだい児ということがわかっていたのに、娘を産んだということで、お前は毒親だ、娘がかわいそうというメッセージをいただきました。
で、私はTwitterをほとんどやっていなくて、フォロワーも10人とかなんですが。
メッセージをいただいた方は、フォロワー10人のなかから、私を見つけてくださいまして。
なんかありがとうございます。
そこで、毒親について考えてみたんですけれども。
私は娘が生まれてきてくれてうれしかったし、今は私と一緒に生きていてくれることが、とても嬉しいと思っているのですが。
娘からすると、私は毒親だったのかしれません。
ということで、娘は今7歳になるので、娘の7年間の人生の振り返りをしてみたいと思います。
私がどのくらいの毒親だったのか、反省してみたいと思います。
まず、娘が0歳の時なのですが。
娘が生まれて、娘が生まれついた時に息子は3歳でしたので。
3歳ぐらいの時、息子は、立てないし歩けませんので(10歳になる今も歩けませんが)。
息子が移動する時には、すべて親の抱っこが必要になるんですね。
そうなると、0歳の娘の抱っこと、多少大きくなった息子の抱っことで、めちゃくちゃ重くて大変だったのを思い出しました。
そのうえ、息子が3歳くらいの時は、病院に週2回のペースで通ってましたので。
毎週毎週、週に2回、0歳児抱えて、3歳児抱えてっていうことが無理だったものですから。
息子の通院の日は、つまり週に2回は、保育園に預けることにしました。
だから、娘は0歳から保育園に入っていることになるんですよね。
娘が0歳で保育園に入ったことは、私からすると。
保育士さんのおかげや、保育園にいる他の乳幼児さんのおかげで、
娘はしゃべり始めるのがめちゃくちゃ早かったし、
ハイハイするのも早かったし、ハイハイのスピードも早かったし。
あと、立って歩くのも早かったし。
一度立てたら、てくてく歩くし。
集団の中での自分の立ち位置のようなものを早くから身につけているし、
先生という大人のことが大好きだし。
娘にとって、いいことだらけだったんですけど。
娘からすると、0歳から保育園に入れるなんて、お前は毒親だと言われればそれまでなんですかね。
で、そのまま保育園で6歳まで育った娘は、今は小学校1年生になりまして。
最近の娘は、ufoキャッチャーが大好きでして。
土日に、イオンのショッピングモールなんかに行くと、ずーーーっとクレーンゲームをやりたがるわけですよ。
ufoキャッチャーって、1回100円で5分くらいしか遊べませんので。
ゲームセンターに1時間とかいたら、数千円がすぐに無くなっちゃうんですね。
それが毎週土日になると結構な出費なので。
最近は、親子会議をして、1日500円までという上限を決めてやっているんですけれども。
これも、
「一日500円しかUFOキャッチャーをやらせてもらえなかった」
と娘が言えば私は毒親ですね。
あとは習い事なのですが。
娘は、習い事を何もやっていなくて。
保育園の頃は、保育園で週に1回外部の講師の方が来てくれた絵画教室に入れてみたんですが。
娘は、絵画と合わなかったようで。
2回目ぐらいで大泣きしちゃって。
さらに先生に、「甘えて泣くな」と言われたことで、さらに大泣きしてしまい、そのままやめてしまいました。
一応、絵画教室に入るために、お道具セットや、入会費と月謝は前払いしてるんですけれども。2回でやめてしまいました。
それ以降も、まわりの友達がやっているスイミングとか、体操教室も誘ってみたんですが。
家で過ごしたい、と言っているので家で過ごしています。
これも、娘からすると、
「ママが忙しいから、忖度して習い事ができなかった」
となると毒親なのでしょう。
あとは、小学校に入って半年くらいは児童クラブへ行っていたんですが。
夏休みを過ぎた頃から、娘が児童クラブに行きたくないと言い始めたので、児童クラブもほとんど行っていないですね。
娘は学校が終わると家に帰って。
同じマンションに住む友達と遊んだり、一人で工作したり、本を見たり、TikTokでダンス動画を見て過ごしています。
さらに、小学校1年生でも「抱っこ抱っこ」と言ってくるので。
娘を抱っこするんですが、重い。
数秒しか抱っこができません。
こちらも、
「抱っこは数秒しかしてもらえなかった」
と言われればそれまでです。
どうしたらいいんでしょう。
で、最初の毒親の話に戻るんですが。
娘の7年間で振り返ってみたところ。
毒親かどうかは、娘が私のことをどう思っているかどうかで決まるのかなと思い始めました。
娘が、
「0歳から保育園に入れられて、習い事もさせてもらえなくて、UFOキャッチャーも500円しかさせてもらえなくて、家でしか遊ばせてもらえなくて不幸だった」
と思えば、私は毒親になるんだし。
娘が、
「保育園は嫌いじゃなかったし、習い事も行かなくていいし、UFOキャッチャーも5回できて、あとは家で過ごせてラッキー」
と思えば、私は毒親にはならずにすむんでしょうか。
だから、私が毒親かどうかを決めるのは、娘なんですよね。
娘、「幸せ」と思って生きていれば毒親じゃなくて、「不幸だ」と思って生きていれば毒親になるようです。
で、娘が幸せを感じているのか、そうではないのかは。
娘自身が決めることですので。
親が今できることは、今を不幸にさせないくらいでしょうか。
というわけなので。
「お前はしょうがい児を産んだ毒親だ」
というメッセージをいただいたので。
自分が、しょうがい児の娘にとって毒親かどうか考えてみました。
ですが、自分が毒親かどうかの認定は娘がしますので、素直に娘に聞いてみようと思います。
そして、娘に絶縁されないように、これからも努力しようと思います。
(追伸)
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