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脊髄髄膜瘤の息子は、10才にしてようやく体が丈夫になってきました

我が家の息子は脊髄髄膜瘤という病気で生まれたので、生まれつき歩けず、いまは車椅子で生活しています。

先日、娘が、インフルエンザになり。
これは、脊髄髄膜瘤のせいなのか分かりませんがひたすら体の弱い息子には、絶対に伝染るなと思っていたんですが。

意外にも息子には伝染らず、無傷のままでした。

息子が生まれてからこの10年間、息子はウイルスにとにかく弱くて、学校や娘から、風邪やら、インフルエンザをもらいまくっていたのですが。

10才にして、ようやく体が丈夫になってきたようです。



12月に入ってから、息子と娘が通っている小学校では、インフルエンザが流行り始めました。

と思っていたら、娘が、インフルエンザになってしまったんですよね。

急に熱が39度出て、翌日になっても39度。
これはインフルエンザかもしれないと病院へ行ったら、本当にインフルエンザでした。

で、いつもの娘は。
39度の熱が出ても、動き回ることのできる、とても熱に強いタイプでして。39度の熱程度なら、ウロウロと家のなかを歩き回るのですが。

今回のインフルエンザでは、珍しく自分から横になり。家中を歩き回ることもなく。

相当つらいんだろうなとという症状でした。

でも娘は、顔色がちゃんと肌色で。
のどが乾いたら、自分で起きてポカリを飲んだり、死にそうとかではまったくないんですよね。
娘はやっぱり熱に強いですね。

一方、息子がインフルエンザになったときには。

まず、顔色がずっと真っ青というか血の気がなく。
呼吸も弱くて、「息、してるのかな?」と心配になって、何度も呼吸を確認してましたね。

さらに息子は、高熱が出ると、熱に弱いので、ぐったりして起き上がれない。なのでこちらが、脱水にならないように、定期的に起こしてポカリを飲ませてと、けっこうめんどくさい看護が必要でした。

なので、今回、娘がインフルエンザになり。これは確実に息子にも伝染るな、これからめんどくさい看護が始まるぞと覚悟をしたのですが。


なんと、息子はインフルエンザになりませんでした。

我が家は狭い3LDKのマンション住まいなので、家中に娘が放ったインフルエンザウイルスだらけだったはずなんですが。

今までの息子は、近場の人から受けた風邪ウイルスでは必ず熱を出し、ぐったりしてきたのですが。

ようやく10才にして体が丈夫になったのか、インフルエンザに打ち勝ったようです。


私としては、体の弱い子供も、いつかは丈夫になる日が来るんだなと感無量です。

(追伸)
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