HCUから一般病棟にようやく移動した アナフィラキシー入院【その5】
常時監視のため体に繋がれていたの3本の線が外された。
繋がれてるのは点滴だけ。
自分でトイレに行ける幸せ♡
ポータブルトイレからの解放です。
余裕で歩けるのに、移動は車椅子。
小さな荷物を膝の上に置いて、看護師さんに車椅子を押してもらって一般病棟へ。
HCUと違い、女性6人部屋。
全てのカーテン閉じられていて静かなお部屋だった。
しばらくするとめっちゃ井戸端会議に花が咲き始めた。
途中、看護師さんやドクターが来るとスーッとフェードアウト。
そしてまた頃合いを見計らって再開されるエンドレスな入院ネタトーク。
病室の一番奥のベッドでまんじりとする私。
以前に入院した時、部屋の主のような人に、あれこれうるさく詮索された経験がある。
なのでトイレに行くのをためらっている。
入院してからトイレを我慢してばかりだ(涙)
話が終わりそうにないので意を決して、点滴棒をお供にベッドから出てみた。
すると、それぞれのカーテンは閉じたまま会話しているという驚きの光景。
そんな技を使っているとは。
私が我慢した時間は何やったねん。
離れてわかる。
おじーさんとおばーさんの存在は癒しであったと。
ヴェー、フォッフォッフォッフォッが口癖のおじーさん。
絶対に目を開けたくないおばーさん。
顔も名前も知らないけれど、
早く良くなって退院できますようにと祈ります。
絶食は3日目の朝までで、お昼から食事が出た。
点滴のせいかお腹は空いてなくて半分残した。
アレルギーの症状はおさまってたんやけど
食後、みぞおちがちょっと痛い。
晩ご飯半量食べて、みぞおちが痛み始めた。
痛み止めがないと寝れんくらいに痛い。
ブザーで看護師さん呼びたくない私は、点滴棒をガラガラしつつ詰め所へ。
1時間もしないうちにドクターが来てくれて
アナフィラキシーの後遺症じゃないけど
しばらくは痛むかもしれないって。
そのうち治るでしょう的な感じ。
命に関わるようなことじゃないのに
来てもらってほんまにすみませんって気持ちになる。
看護師さんが痛み止めを持ってきてくれた。
マシになったようなそうでないような。
とにかく寝れたからヨシとする。