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日記-2023.9.4 『HOTEL PETRICHOR』に関する妄言 ※ネタバレがいっぱい

・天気が悪いので精神的にはかなり無理。

・ホテペトのことをぼーっと考えていたらなんか1日終わっていた。正直1周目はそこまでハマると思っていなかったんだけど、謎解き公演当たって2周目見始めてからがもう……なんか……こんなに思考を持っていかれる予定じゃなかったんだけど……

・情報解禁になったから、備忘録として謎解き公演を経たあとの『HOTEL PETRICHOR』に関する感想や妄言や疑問を書くぞ。以下、動画の内容と謎解き公演の内容をゴリッゴリにネタバレしていく。


・いい?

・書きますよ。


・謎解き公演で判明した情報で、やっぱり爆弾は薬剤師の前日譚と画家のその後だよな……薬剤師は本当に死ぬためにホテルにやって来ていたし、十中八九ゲーム開始時点では薬を飲んだ後だった。

・前日譚では(そういう指示を中の人が受けたのかはわからないけど)喋る声がとても穏やかで、事故が起きてから心身共に疲弊しきっていたけれどやっと終わりが見えて安心しているように見えた。ただしゲーム終盤の記憶を全て思い出した所では「俺のやるべきことは人命を救うことだ」的なことを言っていて、過去の過ち(=罪)を乗り越えた、自分を単に罰する方向ではない贖罪に向けて顔を上げたということなのかな。


・そして薬剤師と対になる(と私が勝手に思っている)画家ね。謎解き公演で消息不明という文章があってザワっとなったのだけど、ホテルに来た目的を完遂したあとにやることが無さそうというか…なんか納得してしまうというか……自分の身に危険が及ぶかもという場所にわざわざ出向いてきた時点で、意識が生きることに向いてなさそうだなと思う。

・ホテルで自分の薬で人命を再び救い希望が見えた薬剤師とは反対に、脱出の最中に自分の生きてきた軌跡でもある作品を葬ってきた画家には人生の続きへ踏み出す理由が薄いんじゃないだろうか。キャラへの愛着としては画家に死んでないことを望んでいるけど、同じ経験をしたのに真反対の結末を迎えるという対比だと考えるとこの世から消えてしまったとしても美しいんだわな……心がふたつある〜状態……

・ただ冷静になると、あんな命からがら脱出したあとで死ぬ?とも思う。ベルマンの取り計らいが全部無駄になるわけだし…

・「呪いの絵だというデマまで流れている」という画家の記憶から、もしかしたら誹謗中傷を受けたり評判が落ちていたりして精神的に苦しい部分もあり、ホテルでの出来事を機に筆を折ったという解釈もありそう。あとこれはもうこじつけだけど、「絵を全て破壊する」=画家としての人生を終わらせるという意味の死を求めた、脱出後の「画家向いてないからやめよっかな〜」という言葉をもって“画家”は死んだと取ることもできるか…?

・こういうタイプの物語ってシナリオに書かれている設定+それを知らない状態の中の人の言動(偶然)を合わせて解釈することになるから、純粋にシナリオを書いた人が想定していたキャラクターのことを知ることはできないんだよな。それが歯痒いと感じる一方で、複数人の想定と偶然が混ざりあってそのキャラクターになっていくと思うとなんとも言えない良さがある。


・別件なんだけど、神父って飲酒していいの?って思って調べたら、神父はストレスからアル中になる確率が高いという記事がいくつか出てきた。実際の真偽はわからないが、動画では中の人のお酒好きキャラを反映させただけかと思いきやそういう設定も多分あるんだろう。初知り。

・誰の依頼で悪霊祓いに来たんだとか、なんで知ったのかとかも聞かせて欲しい。個人的には神父=告解のイメージが強いので、告解室で罪の告白を聞いた時なんかに知った可能性があるんじゃないか思っている。その人がホテルに行くって言ったきり戻ってこなかったり…みたいな…


・というかまだ全然疑問が残ってるんだよ。記者は「真実を暴く」と言っていたけどゴシップ記事でお金を作ろうとしてるのか、社会派の真面目記者なのか、それとも知人の誰かがホテルに行って帰ってこない的な事情があって調査してるのか。あとエコノミーの部屋に泊まってるの、完全に帰るつもりしかないことの現れで良い……この人は目的の達成においても絶対に生きて帰ることが必要だし、リアタイ時に裏切り者がいるかも疑惑があった時も白く見えていて安心感があった。

・あとは記者と画家を捕らえていたのは誰なんだろう。記者には嗅ぎ回られたくないから、画家にはホテルの目的を探られたくないから…?メモの「あいつはかくしごとをしている」のあいつ=フィルトレと解釈しているんだけど、画家がホテルにやって来た時点でどれだけホテルの秘密について掴んでいたかはよくわからないな。動画のど頭で出てきた2人がこのメモを持っていたから、TRPGの秘匿HO的なシステムか!?と思ってワクワクした。


・シェフに関してはひたすらにその後が気になる。シェフの殺人鬼の人格はホテルに来てから作り出されたものらしいけど、ホテルを出てからもそんなにすぐ人格って消えなくない…?殺人鬼人格の衝動を抑える術を身につけていく途中で失敗したりとかしそうだなって……今後も比喩でなく罪を犯す可能性が一番高い。そう考えると、マジモンの罪人であるシェフと“赦し”という概念に近しい神父が手を組んでいたことに意図を感じる。


・ベルマンに関しては、もうそういう存在なんだろうという思考放棄に至っている。DDCの時と同じく、おそらく他キャラとは対等でない存在。特に謎解き公演ではベルマンが脱出エンドの方向へぐいーっと軌道を修正してくる役を背負っている感じがあったのだけど、もしベルマンがここまで面倒を見てくれなくて「脱出エンドないです!全員ここで死にます!」って言われても個人的には全然ニコニコして帰れたと思う。でもシルエットでベルマンが出てきた演出はすごく良かったな……撃たれた後に「空砲に驚いて気を失った」と言っていたけど、実弾だったけど生きてる存在じゃないから死にませんでした〜という解釈、ありますよね……

・あとベルマンのシルエット、イラストの再現のように腰が高くてキュッと締まっていてこだわりを感じた。

・あとフィルトレの情報ももっと知りた〜〜〜〜い!!!!!年齢と建築家業のことと家族のこととホテルのこととその他諸々も!!!!!!!!!あと画家との友人関係がどんな風だったのかも!!!!!!!!!!


・いかがでしたか?

・長。でもここに書いたことも私が思い至らなかったことも全部知りたい。こんなに気持ちを持っていかれたのはなかなか久しぶりだぞ。それにしても褒める語彙が「良い」「すごい」ばっかりなの、良くないと思います。

・最後に本当にここ一番の妄言なんだけど、動画で5人が脱出した時にそれぞれの色の傘があったじゃないすか。それをアイテムとして取得したときに各キャラのその後についての記載があって、その人が担当したキャラの未来が本人にだけこっそり見えるような演出があったとしたら、爆良じゃないですか……

・眠くて意味わかんないこと言い出してしまった。眠る。

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