見出し画像

「感謝」の前にやるべきこと

親、とくに「お母さん」から呪いをかけられちゃってる人、ものすごく多いなあと、このお仕事をするようになってしみじみ感じます。

セッションでの相談内容が、お金のことお仕事のこと、人間関係、恋愛……すべてにおいてどんな内容であれ、今起きている問題の根っこの部分に「幼い時の親子関係」がどうだったかが、かなり影響していることが多く、ここは避けられない問題なんだなと。

もちろんすでに今は大人なのだから、物事の原因を「家庭環境・親のせい」にして終わらせてしまってはいけないと思います。でも、幼いころに無意識に学んでしまったことが自分の行動に制限をかけたり、思考をかたよらせたりしているせいで問題を起こしているのならば、やっぱり小さいころに親や家庭環境によって形作られてしまった物事の捉え方や解釈・理解の仕方のなにが原因となっているのか……無意識のうちに学んできてしまった家庭環境や親子の関わり方など、それらを無視して根本的な解決は難しいんじゃないか、そんな風に感じています。

あなたの幼いころの親子関係・家庭環境はどうでしたか?

親のことを悪く言ってはいけない。感謝しなくてはいけない。
その言葉に私は長い間苦しんできました。

でも、これってもしかして順番が違うのかもと最近思うのです。
「感謝」の前に「自分の気持ち」を表に出してみる。子どものころの傷ついた幼い自分を助け出して、「もうあなたは大丈夫」って抱きしめてあげる。
まずは自分を癒すのが先。無理やり感謝しても苦しいだけ。

そうは言っても、どうやって幼い自分を癒したらいいのか?
親との関係性に問題があることはわかったけれど、じゃあどうしたら?
そこに詰まってしまったら、もう一度私の『親毒―なぜこんなに生きづらいのか』を読み返してもらえたら、と思います。何度も読むことで必ずなにかが自分の中で溶けて、わかってくることが増えるはずです。

こっちも読んで欲しい▼


いいなと思ったら応援しよう!

kokko☆ハート・カウンセラー
記事をここまでお読み頂きありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 頂いたご支援は書籍購入及び今後の執筆活動のために使わせていただきます<(_ _)>