転職エージェントに逮捕歴を打ち明けた時の話
逮捕され釈放された後は、私の場合は、安定した職場から依願退職することとなり、急いで転職活動を始めました。
早急に転職活動を始めた理由は、
・どんな理由があろうと経歴に空白期間を作ることはマイナスになる
・依願退職日まで、溜め込んでいた年次休暇(有給休暇)の使用が認められたため、逮捕されてから約1か月半ほど職場に在籍でき、在籍中の転職活動のほうが、転職活動に有利だと考えたためです。
転職の際に、
テレビCMで流れてるような有名な転職エージェントを2社利用しました。
最初は、逮捕歴を打ち明けることは考えていませんでしたが、
入社後のことを考えた場合(逮捕歴が発覚した場合、解雇の可能性等)、事前に転職エージェントに相談しておいたほうが良いのではないかと考え、相談することとしました。
1社は最初の面談の際に逮捕歴を打ち明けましたが、その後、担当エージェントからの連絡はほとんどありませんでした。
残りの1社については、
採用選考が最終面接まで行った際に、打ち明けました。
その際の担当エージェントの反応は、
かなり驚いており、本当に◯◯さんがやったんですか?
いつの話ですか?
といった具合に、少しだけ事実確認をされました。
その後、逮捕歴を選考時に告白する必要があるかについて、担当エージェントが会社(エージェントの会社)に確認をしてくださり、
今回の場合は、
・懲戒免職ではない
・選考企業から前歴について照会がない
・示談が成立し、不起訴となっている
・そもそも仕事の能力を判断するための選考のため、その能力に関係のない事柄は話す必要がない
等々の理由で、告白する必要はないとの回答をいただきました。
こちらの担当エージェントは、
逮捕歴を打ち明けた後も、
応募先を紹介してくださり、また、内定をいただいた際も非常に丁寧に対応してくださいましたので、逮捕歴の有無による対応は、その担当エージェント次第で変わるようです。
転職エージェントは、内定の見込みの有無によって、対応が変わるように感じますので、逮捕歴があっても内定の見込みがあればしっかり対応してもらえると思います。
私の場合は、このような対応となりましたが、
逮捕歴の告白については、非常にセンシティブな情報になります(実名報道されていても)ので、十分にお考えのうえ、ご自身の判断でお願いします。
また、転職先への告白等は、刑事事件の担当弁護士に相談しても良いのではないでしょうか。
特に、有罪判決(執行猶予、罰金刑等含む)は、履歴書に賞罰欄があった場合は、記載しなければなりませんので、事前に弁護士へ相談することをおすすめします。
今回は以上となります。
ご質問等ありましたら、ご連絡ください。
次回以降は、
ネットに掲載されている実名報道の削除について、
お話できればと思います。
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