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ランナーの肉離れ(ふくらはぎ)はどうしたら良いの?

ふくらはぎに限らず、肉離れになると、どうしても「頑張り過ぎてしまった」「疲労が溜まっていたのかな」と考えてしまいがちです。はじめはアイシングやテーピング、ゲーターを履いたり休養したり。自転車こぎやプールでの歩行、落ち着いてからは温泉など、いろんなことがまことしやかに広まっています。しかし、気が付いたら持病の如く再発し、いつしか思い切り走れないという事態に。そんなみなさんに当ランニングクリニックで実施している内容を参考にして頂き、ランニングにおける肉離れの恐怖から解放されましょうという記事です。

骨格はリセットされていますか?

「ふくらはぎの肉離れ」を受傷してしまうランナーさん、つま先の骨格が崩れていませんか?扁平足や外反母趾が、素人目にも見て分かるようでしたら要注意です。もちろん、インソールを挿れてどうにかなるものでもないので、きちんと「骨格リセットストレッチ」でアーチを回復させましょう。
今回は「つま先絞り」や「指絞り」を実施しました。

シューズは自分のタイプと合っていますか?

「ふくらはぎの肉離れ」に限らず、ランニング障害に大きく影響しているのが「シューズ選び」です。タイムによって選ぶ方法もありますが、自分の「走法」によって「シューズのタイプ」を選ぶことをお勧めしています。
走り方には、大きく「ツイスト走法」「ピストン走法」「スイング走法」の3種類があります。シューズにも、「ストレート」「スライス」「フック」の3種類があります。走法に適合したシューズ選び、ぜひ試してみてくださいね。
今回は「スライス」から「フック」に変更してみました。

ランニングフォームは合っている?

体型(骨格の比率)が違うのに、走り方はみんな一緒?従来は、理想とされる走り方は一つとされていました。しかし、私がランニング障害を研究したところ、走り方は「体型(骨格の比率)」によって分ける方が好ましいことが判明しました。
走り方は大きく3種類、「ツイスト走法」「ピストン走法」「スイング走法」になります。
また、それ以前に基本的な「ランニングフォーム」ができているかどうか、ここが大きなポイントとなります。今回は、「走り方」以前に、流れるような「ランニングフォーム」では無かったために、ブレーキロスや滑らかな重心移動、そして無駄のない推進力を得られるようなアドヴァイスとなりました。
ぜひみなさんも、自分の骨格に合った「走り方」や「基本的な走り」を身につけて、痛みがないことはもちろん、さらにレヴェルアップした走りをお楽しみください!

最後までお読み下さり、ありがとうございました!

鈴木清和
ACAF認定アスレチックトレーナー
骨格ランニング®提唱者
3軸理論®提唱者
Kinetic Chain Control®提唱者
箱根駅伝出走を志し大学進学もスランプと怪我により満足に走れず引退。一度は一般企業に就職するも、周囲にトレーナーへの道を嘱望され転身。治療院や整形外科、総合病院、スポーツ医科学センターなどでランニング障害(スポーツ障害)について研究し、数年後「ランニング障害の本当の原因」を解明。以降、プロトレーナーとして活動開始。ランニング以外にもサッカー、野球、ゴルフ、登山、モトクロス、バレーボール、バスケットボール、トライアスロン、MTB、サーフィン、総合格闘技、スタント、バレエ、弓道、エアロビクス、サルサ、アルペンスキー、アメフトなど、幅広い種目のみなさんをサポート。


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