優しくなりたい
先月からの1ヶ月くらい、週末が近づくと、胃腸の調子がいまいちな生活が続いていました。
同じような生活をしているし、特に思い当たるような原因はなかったので、季節の変わり目だからなのかと思います。今週は、それほど悪くない感じなので。
からだが春の陽気に馴染んできたような気がします。
見えないところでからだは変化をしていて、本当に不思議です。
養生手帳と題して、自分の体調を手帳に書き込んでいるのですが、昨年の今頃は全くそんな記述はないので、昨年と今年と何が違ったのか…。からだのことは奥が深いですね。
でも、この胃腸の不具合のおかげで、発見もありました。こういう時には、こうやって対処しようとか、胃腸に良い食材を調べたり、やっぱり胃腸はからだの根本になるものだなと実感できたり。
何より、やっぱりどこかの不具合は、こころの元気も奪うことにつながるということがよく分かりました。
叔父や叔母が、からだの不具合で辛そうにしているのをみると、気分が凹むのもよく分かるようになりました。
それまでは、辛い気持ちは分かるけど、前向きに考えられたら楽になるんじゃないかとか考える自分がいたけれど、ちょっとそれは傲慢な考えだったと今は感じています。
辛い時にはなかなか前向きな思考になることは難しいんだと、考えるようになったので。
自分が元気で不自由なければ、全く忘れてしまうことです。
胃腸の不調のおかげで、気付かされました。
人に寄り添う気持ちって、こうして人生経験から身についていくものなのかもしれません。私は、そのタイプのようです。
だから、この経験から何を学ぶことができるのかって、考えるようにしていこうと思うことができました。
そう思うと、起きること全てが意味のあることに捉えられるかもしれません。
この春の不調から学んだことを生かして、これからも優しい人になりたいとあらためて思う今日この頃です。