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自分を下げて良いことなんかひとつもない


ぼくが文書の添削でよく指摘する部分は、自分を下げている表現をしているときだ。

これは文章だけに限った話ではなく、日常生活の中で本人も無意識にやってしまっていることが多い。

私はなんか大したことがない、そのような表現をいつも自分に対してしてしまってはいないだろうか?自分の胸に手を当ててよく考えてほしい。


ぼくも含めて、これを見てくれているあなたはきっと、自分の力でこれから生きていこうとしている人だと思う。そして自分の仕事で生きていこうとしている人もたくさんいると思う。

そうなると、あなたの商品は「あなた自身」ということになる。

そんな自分という商品を自分で価値を下げるようなことをしていていいのだろうか?自分のことを自分が誰よりも価値や魅力を見出してあげないで、一体だれがその価値や魅力に気づけるというのだろうか?

まるで自分が傷つかないための予防線のように、自分で自分を一度下げたりするその癖を、今すぐ手放そう。

自分を下げて良いことなんか、ひとつもないのだから。少なくとも自分の名前で食べていく世界では、ひとつもない。

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アウトプットディレクター/やながわこうき
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