差別化やウリ、他の人との違いを考えている人へ

まずはじめに、今日のテーマについて気にしている、または具体的に取り組まれている人は、素晴らしいです。

なぜなら人やモノは溢れ、情報やサービスはますます増え続けていく今の時代に、いかに人との違いをつくり、他の人とは違うもの、

もっと言えば、他の人には売ることができないものを売れるようになることが、とても重要になってきました。
つまり、そもそもどうやって売れるようにするのか？ではなく、そもそも売る前に勝負は決まっている、とも言えるわけです。

でもきっと「自分にそんなことできない」と感じてしまう方も多いと思います。
他にはないもの、他の人では売ることができないものを売っていく。

よくよく考えてみたら１つだけ、たしかなものがありましたね。それは、「あなた自身」です。
言い換えると「人」は唯一無二であり、他の人が売ることはできないものになる。

そのスキルや資格は他の人でも売れるが、自分という人を商品として売れれば、その商品は世界でたった1人、あなたにしか扱えないし、売ることはできない仕事になるのだ。

ではそのためにはどうすればいいのか？
どうやって、自分自身を商品として、売ることができるようになるのか？

ぼくはこのことを「自分の生き方を売る」と表現した。
自分の人生と真剣に向き合って、自分の生き方を、自分が望む生き方に変えていく、または実現に向けて挑戦していく。
もちろんその挑戦は、自分自身の課題であって、それがどう自分を売るにつながるのか？がまだ疑問に思うかもしれない。

ただ、そんな自分自身の課題は、誰かにとっての課題にもなるのだ。
あなたの望む生き方を旗揚げすれば、その生き方に共感する人が集まってくる。

これを「この指とまれ状態」とぼくは呼んでいる。

すると、その旗に共感し合う人たちにとって、自分自身だけのものだった課題は、その人たちにとっても課題となり、自分がその課題と向き合い、乗り越えていくことで、それ自体が価値になっていく。

あなたの挑戦が、その生き方を望む人たちにとっても価値になる。

あなたの乗り越えるべき課題は、その人たちにとっても自分の課題になっている。

つまりこう言い換えることができる。
「自分が最も向き合うべき課題は、自分が最も提供できる価値である」と。

じつは、これを入れ替えると、自分が提供しようとしている価値は、自分が最も向き合うべき課題であるという、本質的な課題を見つける考え方ができるのだが、今日はそのことには触れないでおく。

話を戻して、あなたが最も向き合うべき課題と向き合い、それを乗り越えるために挑戦し、その先にある自分が望む生き方を現実にしていくその生き方、生き様が、あなたという人と繋がり、深く関わる意味になる。

あなたと一緒に挑戦していきたい人、あなたのような生き方に変わっていきたい人、あなたの価値観や生き方に共鳴した人にとって、あなたという商品は、唯一無二の価値に変わる。

これが「自分の生き方を売る」全体像です。

もちろん、これはまだまだザックリと、かいつまんだ内容の一部に過ぎない。
でも何となく、こうした人やモノが溢れている時代に、自分という唯一無二のものを売っていく考え方について、触れていただいたのかなと思います。

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