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文章を書くとは。そしてそれが仕事に繋がるとは。


ぼくも随分、文章を書くことを「自己表現だ」と言ってきましたが、少しばかり最近、考え方が変わってきたように思います。まだちゃんと自分の言葉で言語化したわけではではないですが、せっかくなので挑戦してみたいと思います。


ずっと文章を書く自分の姿勢として、自分を表現することが文章であり、発信だと思ってきました。もちろんそれ自体は間違いじゃないと思います。
でも、ぼくは別に大した人生経験をしてきた人間でもありません。そんな自分が表現できることなんて、すぐにボロが出てきます。
自分で書いていて思うんですよ。浅いなって。こんなの自分の書きたかった文章じゃないって。


ただ文章の素敵なところって、まだ言葉にできてないものを自分なりの言葉に代えて、人に届けられることなんじゃないかなって思うのです。それを共有して、一緒にその感情を分かち合う。それこそ文章の魅力だと思うのです。

たとえば最近、お家の空気があまり良くないなって感じたので、ちょっと奮発して花屋さんでたくさんお花を買って家に飾ったんですよ。
そしたら自然と家の空気が変わって、なんだか家の中がとても心地よくなったんですよね。ふとした瞬間に花の香りが匂ってきてホッとする。ふと部屋の中を見渡すと、至るところに花が生けてあって気持ちが落ち着ける。
花って、生活の中に落ち着きをくれる存在なんだなって感じたんです。


「で、それがどうした?」って思いますか?
ぼくはこれこそ文章の価値だなって思うんです。だって、こうやって自分が見た景色や感じた感覚を言葉にできたわけですから。
それによって、あなたに伝えることができたわけです。最初に言っていた「自己表現だ」という考え方から変わってきたという理由がここにあります。

自分の中から、頑張って表現しようとしなくたっていいんです。
自分が見ているもの、聞こえたこと、感じたこと。今、目の前にある自分が生きているこの世界の、なにか琴線に触れたものを、自分という人間を通して言葉に代えることが表現というものなんだと思うのです。

同じものを見ていても、あなたとぼくとでは、見ている視点がちがう、気づける感性がちがう。

文章を書くとは、見えないものをあなたの視点で見えるように、言葉に代えることなのかもしれません。
あなたの読者は、あなたのそんな言語化された視点を、楽しみにしているのかもしれません。


そして、この考えは仕事にもつながってきます。
お客さんはあなたの発信している内容に惹かれて来てくれるわけですが、それは、役立つ情報、知識ということなのでしょうか?

ぼくはこれも「視点」なのではないかと考えています。ぼくならですが、自分にはなかった視点を見せてくれる人に魅力を感じます。
自分には見えないものを見れる人と、話してみたいと思ってしまいます。情報や知識なんて書籍で十分です。でもその人ならではの見せてくれる視点は、その人からでないと得られません。

自分も同じ視点を持てるようになりたくなる、同じ世界を見てみたくなる。だから依頼するんじゃないかと思うのです。

こんなことを言いながら、またしばらく経って「自己表現だ」って言ってるかもしれませんけどね。
それはそのときの自分が、そういう視点で見えているってことにしておいてください。笑

文章を書くとは、自分が見ている景色のお裾分けなのかもしれませんね。

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アウトプットディレクター/やながわこうき
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